第75話 ページ30
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A「ちょっと頭冷やしに外行ってくる…
夕飯までには戻るから…」
ハンジ「えっ、あぁ…うん。わかった…」
そう言ってハンジは
フラフラとその場を去るAを心配そうに見送った。
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A「(…なんて言って来てみたはいいが…)」
ヒュゥーーー…
A「さぶっ…」
季節は真冬。
ジャケット一枚で寒さを防げるわけもなく…
…寒い。非常に寒い。
A「ははは…頭冷やすどころか凍りつくなこりゃ…」
なんて一人で冗談を言いながら近くのベンチへと座り…
ふと…空を見上げた時だった…
A「(…！
わぁー…
星が…すごくキレイだ…)」
何気なく見上げた空には幾千もの星が輝き、まるで宝石が散りばめられたように美しかった。
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A「(…
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…こんなにキレイな星空…
なんで今まで気づかなかったんだろ…
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いや…
気づかなかったんじゃないか…
見なかったんだ…
だって…
私はいつも巨人の顔ばかり見上げていたから…)」
と、ぼーっと星空を見つめていた時だった…
リヴァイ「…？
Aか…？
てめぇこんなとこで何してる…」
A「っ…！」
急に後ろから懐かしい声が聞こえ、私は目を丸くして勢いよく振り向いた。
A「…リヴァイっ…！」
リヴァイ「なにアホ面してやがる…あぁすまん間違えた、バカ面か」
A「貴様…(怒)」
３日ぶりに会ったというのに
奴は相変わらずであった。
リヴァイ「…つかお前…
寒くないのか？」
そう言ったリヴァイは体をブルブルと震わせていた。
A「…ふんっ。お前みたいに頭半分ハゲてないからな。髪の毛ある分あったかいんだよ」
と、言いながら得意気に髪の毛を見せつけた。
リヴァイ「…
ならそれよこせ」
そう言うとリヴァイはズカズカとこちらにやってきて
私の隣りにドカッと座った。
A「…はい？」
リヴァイ「あったかいんだろ？それ」
と、私の髪を指さした。
A「だから何言って…って…はっ！？ちょっ…！！！！」
いきなり髪をグイッと掴まれ
リヴァイは自分の首へと私の髪を巻き付けた。
A「なっ…///なななっ…///なに人の髪の毛マフラーにしとんじゃぁぁぁっっっ！！！」
リヴァイ「やめろ暴れるな…俺の首が締まるだろ」
A「だったら放さんかいっ!(怒)」
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雲月 - 俺もリヴァイのしゃべり方だ… (2017年11月25日 7時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 今まで見てきた占ツクで一番感動しました涙が止まりませんでした (2017年6月9日 23時) (レス) id: 075f5f2e04 (このIDを非表示/違反報告)
アセロラ大福(プロフ) - すごく面白かったです！！50話のリヴァイのセリフに「ほかっとく」という名古屋弁が使われていると思うのですが、作者さんはその辺りの人なんでしょうか？ヾ(*・ω・)ﾉ (2017年4月11日 0時) (レス) id: de24761dfa (このIDを非表示/違反報告)
Ｍie(プロフ) - 月刊少女野崎くんのネタがイイ感じに入っててすごい面白いです！！これからも期待してます！！ (2016年11月27日 20時) (レス) id: f5759b7b2d (このIDを非表示/違反報告)
ユメキチ - 気になって見てみたら、とてもサイコーでした！ もう涙がとまらないです！(泣) (2016年10月30日 15時) (レス) id: 971f344d1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れな | 作成日時：2013年8月1日 23時
