第73話 ページ28
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A「(…ふぅ…)」
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…ようやく涙が止まった。
A「…リヴァイ…
もう大丈夫だ…
…すまなかったな…」
リヴァイ「…ん、ならいいが…
.
.
.
…お前…ほんとよく泣くな」
A「…うるしゃいっ…///ほっとけっ…」
そう言って私は頭の上におかれたリヴァイの手を振り払った。
リヴァイ「ちっ…可愛げねぇな…」
A「ふんっ。
.
.
.
…なぁおい、それよりいいのか…？あれ…」
と、私が指さしたその先には…
セシル「…」
下を向いてうずくまるセシルの姿があった。
リヴァイ「…あ？
何してやがんだ…？あのクズ野郎…」
A「…リヴァイが散々クズ野郎とか言うから泣いてんじゃないのか…？」
セシル「…っ…と…」
リヴァイ「クズはクズだろ」
A「…いや一応セシルも女の子だからっガラスのハートだからっ」
リヴァイ「ハッ…女の子だと…？メス豚の間違いじゃないか？」
セシル「…も…っと…」
A「だからっ…」
と、私とリヴァイは
さっきから横で何かブツブツ言っているセシルに気づかず言い争いを始めた。
A「…だから貴様はもう少し人に対する優しさというものをだなっ…」
リヴァイ「何言ってる、俺は十分優しいぞ。
コイツ(セシル)蹴る時だってわざわざ負傷した方の足使ってやったんだ。じゃなきゃ死んでたな。」
A「…優しさの欠片も無いなお前…」
セシル「…もっと…もっとっ…」
セシルのブツブツ声はだんだん大きくなっていく…
A・リヴァイ「「？」」
その時ようやく私とリヴァイはセシルの様子がおかしいことに気づき、
彼女を見た。
セシル「うふふふふふふ…」
A「…お、おい…セシル…？」
セシルの周りからはただならぬオーラが湧き上がっている…
セシル「もっと…！もっともっともっと…！！！
私を蹴って…！蹴ってください！！！リヴァイ兵長ぉぉぉっっっ！！！」
そう叫びながらセシルは両手をいっぱいに広げて
リヴァイめがけて飛んでゆき…
ガバッッッ！！！
A・リヴァイ「「なっ…！？！？」」
抱きついた…
A「(はぃぃぃ！？！？)」
.
.
.
あの…
…これってもしかして…
.
.
.
…"ライバル出現"…ってやつですか…？
ハンジ「…どんまい☆」
ハンジは呆然と立ち尽くす私の肩をポンッと叩いた。
A「おい…
メガネかち割んぞゴラ…」
ハンジ「ひぃっ…！！！」
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雲月 - 俺もリヴァイのしゃべり方だ… (2017年11月25日 7時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 今まで見てきた占ツクで一番感動しました涙が止まりませんでした (2017年6月9日 23時) (レス) id: 075f5f2e04 (このIDを非表示/違反報告)
アセロラ大福(プロフ) - すごく面白かったです！！50話のリヴァイのセリフに「ほかっとく」という名古屋弁が使われていると思うのですが、作者さんはその辺りの人なんでしょうか？ヾ(*・ω・)ﾉ (2017年4月11日 0時) (レス) id: de24761dfa (このIDを非表示/違反報告)
Ｍie(プロフ) - 月刊少女野崎くんのネタがイイ感じに入っててすごい面白いです！！これからも期待してます！！ (2016年11月27日 20時) (レス) id: f5759b7b2d (このIDを非表示/違反報告)
ユメキチ - 気になって見てみたら、とてもサイコーでした！ もう涙がとまらないです！(泣) (2016年10月30日 15時) (レス) id: 971f344d1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れな | 作成日時：2013年8月1日 23時
