第65話 ページ18
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リヴァイ「…落ち着いたか？」
A「…ふむ…」
あれから乱心状態だった私をリヴァイは自分の部屋まで運び、今はソファーに座らされていた。
リヴァイ「…ほらよ。飲め」
と、水の入ったコップをくれた。
A「…
…コーヒーがよかった…あったかいの…」
リヴァイ「…文句言うな」
と、ため息混じりに言うとドカッと私の隣りに座ってきた。
．
．
．
A「…
…なぁ…リヴァイ…」
私はコップをギュッと掴みながらその重たい口を開く。
リヴァイ「…何だ？」
A「…
その…
…取り乱して…すまなかった…」
リヴァイ「…」
私が謝罪の言葉を口にしたのがそんなに驚きだったのかリヴァイは目を丸くしていた。
A「…失礼な奴だな…
私だって謝罪くらいできるわっ…」
リヴァイ「…初耳だな。
…だいたいお前今までだってしょっちゅう取り乱してたじゃねぇか。
今さら謝られてもな…
もう見慣れた」
A「ぅ…
…申し訳ございませんでした…」
私は急に恥ずかしくなって顔を伏せた。
リヴァイ「…まったくだ」
A「…
…でも…ほんとそうだよな…よく考えると…。
私…リヴァイの前で泣いてばっかだ…」
と、どこか遠い目をして私は天井を見た。
リヴァイ「…
…別にいいんじゃないか？」
ボソッと言うリヴァイ。
A「はい…？」
と、私がリヴァイの方を見た時だった…
グイッ
A「…ちょ！？！？///」
リヴァイは私の頭を掴んで自分の方へと寄せた。
えー…つまり今リヴァイの肩にもたれている状態である…
リヴァイ「…だから…別に泣いてもいいっつったんだ。
…お前はバカだからな。すぐ一人で抱え込もうとするバカだからな。」
A「え…何で今２回言ったの…」
と、言いつつも耳を真っ赤にして話すリヴァイに私は微笑んだ。
A「…リヴァイってほんと…過保護だよな…(笑)」
リヴァイ「…ふんっ…お前が異様に危なっかしいからだ…。
…だいたい今回だってそうだろ。
あんな自信満々に俺のもと去っていったかと思えば血まみれで帰ってくるし…
…心配するにきまってる。」
A「ぅ…
…申し訳ございませんでした…」
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雲月 - 俺もリヴァイのしゃべり方だ… (2017年11月25日 7時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 今まで見てきた占ツクで一番感動しました涙が止まりませんでした (2017年6月9日 23時) (レス) id: 075f5f2e04 (このIDを非表示/違反報告)
アセロラ大福(プロフ) - すごく面白かったです！！50話のリヴァイのセリフに「ほかっとく」という名古屋弁が使われていると思うのですが、作者さんはその辺りの人なんでしょうか？ヾ(*・ω・)ﾉ (2017年4月11日 0時) (レス) id: de24761dfa (このIDを非表示/違反報告)
Ｍie(プロフ) - 月刊少女野崎くんのネタがイイ感じに入っててすごい面白いです！！これからも期待してます！！ (2016年11月27日 20時) (レス) id: f5759b7b2d (このIDを非表示/違反報告)
ユメキチ - 気になって見てみたら、とてもサイコーでした！ もう涙がとまらないです！(泣) (2016年10月30日 15時) (レス) id: 971f344d1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れな | 作成日時：2013年8月1日 23時
