太宰さんに話しかけたい【文スト】

太宰さんとお出掛けしたい ページ9

前回はお仕事で(少々邪魔が入ったが)二人っきりだった。




だが、今回は違う！！！！！







「見よ！此の手に輝く二枚のチケットを！！」



「誰に言ってるんですかAさん……」







それは…………君の心に、さっ☆ｷﾗﾝｯ←

あと敦くん熱治ったんだね。
あ、そうだわ与謝野せんせーの治療だったわ
(ФωФ)







「我の手に宿りし二枚の札、此れは私の事が心配で心配で溜まらない国木田さんがくれた、其の名も映画のチk


「心配で溜まらないなんて何時誰が言った」






おい国木田、貴様ｯ!!!何度僕(やつがれ)の言葉を遮れば気が済むんだ!!!←
(一回しかしてないし国木田さんは先輩です)






「何時までも太宰と其のままだったらな、俺達にも迷惑がかかるんだ、さっさと仲良くなれ」






はっ、太宰さんが僕(やつがれ)のせいで迷惑している！？←
(国木田さんです)






「俺が貰った其のチケットをタダであげてるんだ。失敗したら許さんからな！」







ｸｯ…………太宰さんの命令なら！←
(国木田さんですｯ)







「おい貴様ｯ！さっきから誰の真似をしている！」



「や☆つ☆が☆れ☆か☆つ☆か☆れ☆ー♪」



「それ私のネタなのだけど、Aちゃん」



「ﾋｯ！」






ｷﾞｬｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ

だ、だざ、だだ、太宰さんﾝﾝﾝﾝﾝ






てかｺﾚ待てよ。
映画って…………………………




めっちゃﾃﾞｰﾄｫｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵ！？


そんなんお付き合いしてるわけじゃあないのに
誘えねぇだろがああ国木田ぁあああああああ(先輩です)






「ン？ナニ此れ。」



「ｱｯ」






手から軽々と抜かれてしまった。
なんかデジャヴ( ・∇・)

って！どうすんだよバカ！！！！






「えっとですね、あ！いや！ﾃﾞｰﾄとかそういうんではなくてですね、ハイ、そのですね、史上最年少幹部太宰様との距離を少しでも縮められたらいいなと思いましてね、あの、え！いや別に私が太宰さんを好きとかそんな不甲斐ないことは全ｯ然無いんですけど！！えっとだから



「うん、別にいいよ」



「へっ」






……いいよゆうた？
ねぇ！！今いいよゆうた！？

聞き間違いちゃうよね！？ね！ちゃうよね！？




どうしよう！






▽太宰さんに抱きつく
▽太宰さんに抱きつく
▽太宰さんに抱きつく
▼敦くんに抱きつく






「敦くぅううううううううん」



「え"っ、ヴ、ｧｱｱｱ」







敦くんにとつげーき。

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それでも愛してる信子さん

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