第40話 ページ14
A『っ！現実に帰ってきた！』
ちょっと待って
今何時だ？
"8時07分"
よし、行くか…！
ｶﾞﾁｬ
A『ﾊｱ、ﾊｱ…！』
部屋を出て、第二体育館に向かって走る。
作戦は上手くいくか、
ここから抜け出せてもちゃんと元の世界に戻れるのか、
緊張と不安で胸がどきどきする……
……でも、
赤葦さん、菅原さん、瀬見さん、月島くん、マネージャーのみんなが
応援してくれてる…！
だから
『きっと大丈夫。』
そう自分に言い聞かせて……
体育館はもう目の前。
ｶﾞﾁｬ
あ！
A『瀬見さん！月島くん！』
瀬見｢よく来たな、A！｣
月島｢非常口こっちだから｣
A『はい！』
瀬見｢ここを開ければAの勝ちだ！｣
A『今まで本当にありがとうございました！それでは……』
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
A『……え？』
非常口の鍵が開いてない。
出られないよ……？
A『あ、あの鍵が開いて……
……え？』
鍵が開いてない、
そう言おうと後ろを振り返ると
黒尾｢俺達に黙って逃げ出そうだなんて感心しないな〜｣
天童｢本当に逃げ出せると思ってたんだねー！｣
研磨｢Aはもっと人を疑わないとだめだよ。｣
いるはずのない人達がなんでいるの？
話し合いはどうなったの？
赤葦さん達は？
赤葦｢A、今まで騙しててごめんね｣
A『…………え？』
騙してた？
どういうこと？
菅原｢話し合いなんて始めから無かったんだよ｣
瀬見｢俺達は今までAの味方の"ふり"をしてたんだ｣
月島｢それなのにすんなり騙されちゃってホントにかわいそうw｣
話し合いなんてなかった？
味方の"ふり"？
じゃあみんな私を騙すためにずっと
A『演技をしてたんですか……？』
｢そんなことないよ｣
誰かそう言って…！
｢これは全部冗談だよ｣
誰かそう言ってよ……！
赤葦｢うん、今までずっと演技してたんだ。｣
この言葉を聞いて
私の心が割れる音がした。
それと同時に
"この感覚知ってる"
思い出したくて
思い出したくなかった記憶の扉が
開く音がした。
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けんまおし1016(プロフ) - 分かります！ネタがでない時ありますよね！本当に！無理せず！でも出来ればでいいから更新して欲しいなぁ、何て思います！いつまでも待つのでーー！！！ (2022年10月21日 18時) (
レス) @page24 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
かにぱん(プロフ) - けんまおし1016さん» こっちの作品でもコメントありがとうございます！夢の女の子の正体、その内わかるので楽しみにしてくださいね！更新その辺の亀より遅いですが、読んでいただけると嬉しいです！作者の励みになるコメントありがとうございます(*´∀`)♪ (2022年9月11日 20時) (レス) id: 2c1f860814 (このIDを非表示/違反報告)
けんまおし1016(プロフ) - 更新無理しないので良いので頑張ってください！夢の女の子は誰なんだろう？予想はもしかしたら自分なのかも？と思いながら読んでました！他の作品も見てます！頑張ってください！ (2022年9月11日 14時) (レス) @page22 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
かにぱん(プロフ) - 椿さん» わわっ！作者の心に染みるお言葉ありがとうございます！更新がんばります！(*>∀<*) (2022年8月18日 21時) (レス) id: 2c1f860814 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - かにぱんさん» わかります！声、メッチャ良いですよね！大丈夫です！全然ヤンデレ書けてます！これからも頑張ってください！ (2022年8月18日 19時) (レス) id: 3764804c56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かにぱん | 作成日時：2022年8月4日 11時
