no.83 ページ34
「A?おかえり!お友達??」
「おっ、お母さん!?」
お母さんの帰ってくるタイミングが良すぎて顔が真っ赤になった
「あ、お母さん、こんにちは」
「こんにちは〜」
「あ、廉君!久しぶり!…と」
「Aちゃんと一緒のクラスの平野紫耀で〜す!」
「2人ともかっこいい…Aをよろしくお願いします!!!」
お母さん、廉君と紫耀君を前にして少し照れてる…??
それと、紫耀君の話するの初めてだっけ…?
「あ、2人とも、時間あったらうち寄ってかない??
今ちょうどおせち買ってきたところなの!」
「え、お母さん!?」
「「ぜひぜひ!お邪魔しま〜す」
「はあ!!??」
急な展開に口を大きく開けてびっくりしてしまった…
あ、私の部屋宿題が散乱してる…終わったかも^^
ていうかすごいわ…急に
うちのリビングに廉君と紫耀君がいる…
お皿の準備しながら、そっちばっかり見てしまう
「「いただきます!」」
「俺黒豆貰っていい!?」
「どうぞー!」
紫耀君は黒豆を率先して食べてる
廉君はまんべんなく少しずつ
私はカズノコが一番好きだからカズノコばっかり
「お正月を廉君と紫耀君と一緒に過ごせるなんて
すごいよね〜〜」
いやお母さん、いつもよりきゃぴきゃぴしてるしデレデレじゃん
「こちらこそ、Aちゃんと過ごしてるん超楽しいです」
「俺も!Aちゃんといるとこっちも明るくなれるんですよ〜」
廉君と紫耀君もデレデレしちゃって…私はここでどういう反応をしたらいいんだ!!
「…Aちゃんなんか言いなよ笑」
「、え?」
この空間の中で完全に石になっていた私に、紫耀君は声をかけた
皮膚がカッチコチのコンクリートになってたけどがしゃがしゃと砕かれたみたいに
「ん〜〜やっぱ俺Aちゃんのこと好きです!!」
「はっ!?、ちょ、お前何言って…」
紫耀君はバーンと椅子から立ち上がってお母さんに向かって大きい声で言った
瞳がとってもキラキラしてて赤ちゃんの瞳みたい
そんな紫耀君の隣に座ってる廉君はお箸をすぐに置いて口を尖らせた
お母さんはニコニコしてるし…顔真っ赤で
え、何この空気…
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たまおのおっかけ(プロフ) - かいとんさん» ありがとうございます( ;∀;)去年からお付き合いいただき嬉しいです(〃ω〃)私の感覚でほわほわ主人公ちゃんにしようと思ってて、可愛いと感じていただけて感激です!かいとんさんに楽しんでいただけるようこれからも精進します*\(^o^)/* (2020年11月4日 16時) (レス) id: a92b2d00a4 (このIDを非表示/違反報告)
かいとん - 俺のこと好きなんちゃうん?から読んでました!これからの展開が楽しみです!主人公ちゃん可愛いな〜と思いながら読んでます!頑張ってください! (2020年11月3日 15時) (レス) id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまおのおっかけ | 作成日時:2020年11月3日 0時