#57☆ ページ34
『うん君にはあと一週間待って貰えるよね！』
なーんて言えばほっとして同調してくる
でもさ、
『それはね、規則を守った時だよ。
ましてや禁忌を破るなんて..それに君の期限は昨日だしね！』
と、笑って言えば嘘だ嘘だと繰り返す
コイツはもうダメだね
早いところ離れさせて処分しなくちゃァ
美「真冬っ！真冬たちに聞けばいい、私がいつ手を出したとか！！！」
『次は自分をかばい始めたの？』
首をコテっとして鋭く見つめればコイツはブルブルと震えだして
みんなが来てくれる
私はお姫様
頂点に立つものが城をおわれるなんてことはありえない
なーんて言い始める
被害妄想が激しすぎる
美「それにしても、智久は私の味方じゃないの？私を愛してないの？！」
大好きなくせに何者なの？！ってまたヒステリックに叫び出す
誰が何時、何処で、どの様に好きになったのさ
『俺は、お前の味方じゃないし、大嫌いだよ』
と言えば肩を震わせて酷い酷いとここでも演技する美里
普通の人なら此処で揺らぐのだろうが生憎俺は慣れているのでね
『俺はね、お前を潰すために来たんだよ。』
それよりさ
ねぇ、
『聞いてるメンバーが幻滅したりしないの？』
美「っえ？！」
明らかに作ったような声を身にまとってドアを開けキョロキョロと周りを見渡す
それでも見つからなくて隠れたかと思ってパタパタと駆け足であたりを捜しまわる
オマケに見つからないとわかって何処ぉーなんて猫撫で声で聴きまくる始末
もう..なんか..ばかみたいで．．
『っあははははははっ...くふっ...くくくっ...っふふっ...ﾋｰｯ』
美「何笑ってのぉ！」
可笑しくなってでもまだ声を作ったままでぶりっ子でいるこいつがアホみたいで
『っふははっ...こいつ...豚みてぇ...脂肪とかじゃなくて..声が...つはは..っくく』
抑えきれなくて笑いだしてしまう
周りの人は、これだけの声がしたら気づくだろうが生憎皆は体育館にいるため気づかれない
そのことに気づいたコイツは顔を真っ赤にさせてまた俺のツボにハマる事をする
『あーそうそう、お前ん家の財産から料金お前名義で抜きとったから』
ポッケから札束を出しフリフリしてこいつに見せる
ポッカーンとした顔をしてまた笑いがこみあげてくるが我慢我慢
『お前はヒロイン没収な、数日後に処分しまーす』
へたりと座り込んだこいつに向けて最後に一言
『雅に依頼された悪女屋の制裁者だったの気づかなかったね
バイバイ』
#58☆ ○1ページくらい余ると思うので何かやって欲しい事ありますか？(質問等)→←#56☆
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羚羊(プロフ) - 孤爪璃央さん» そう言っていただけると幸いです！更新頑張ります( *´^`*) (2019年1月11日 18時) (
レス) id: 7095935947 (このIDを非表示/違反報告)
羚羊(プロフ) - 青桜さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年1月11日 18時) (レス) id: 7095935947 (このIDを非表示/違反報告)
羚羊(プロフ) - さやさん» ありがとう....占ツクがない間干からびてたよ..(´-`) (2019年1月11日 18時) (レス) id: 7095935947 (このIDを非表示/違反報告)
孤爪璃央(プロフ) - 雅ちゃんに愛を…_(:3 」∠)_とても面白い内容でした！更新待ってます！！ (2019年1月5日 14時) (レス) id: 11f12a305b (このIDを非表示/違反報告)
青桜 - とても面白かったです！更新待ってますね！ (2019年1月5日 0時) (レス) id: d8571195d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羚羊 | 作成日時：2018年8月13日 0時
