#39 ○さぁて、来たぞ来たぞぉ。まだだけど←← ページ15
「きりーつ、礼！ありがとうございましたー」
「「「「「ありがとーございましたぁー」」」」」
とうとう来てしまった....
私にとってのお遊びの時間
美「雅ちゃん！行こうっ」
ぐいぐいと手を引っ張ってくる美里ちゃん
手紙まで用意したのにバラバラでいかなくて良いのだろうか？
『今行くねっ！』
ぱたぱたと走って美里ちゃんを追いかける
空き教室に向かう途中くろちゃんとろんちゃんとすれ違った
だから、"後はよろしく頼みます"って耳元で呟いて
二人がうなずいたのを確認し、また小走りで追いかけた
___________
___
周りに人がいないのを確認し空き教室に入る
止めていたピンなどをはずし制服を緩め依頼人の前にたつ
『お待たせしました。それでは、準備を始めましょう』
美「えぇ、そうしましょぉ！」
今回使うのはこれ、と言われて渡されたのは
私が毎日つけている赤い指輪がついたネックレスのような少し高めの
妖しげで、見たものすべてを魅了しそうなピンクのイヤリング
『.....これは？』
疑問を抱きつつ隠れてレコーダーを起動させる
堂々とやったらこの依頼人はプライバシーの侵害だとかなんとか言ってきそうだから
美「これぇ？これね、少し前にアプローチされてた人からもらったのぉ」
別に要らないしね、これでいっかって思ってさぁ
くるくると回しながら彼女はにやにや笑っていた
『.....つまり、これをお兄さんからのプレゼントということにするのですね』
美「そうよ！だぁいすきなおにぃちゃんから貰った最後のものってね！」
それをあんたが壊すの、ぐっちゃぐちゃにね！と、狂った笑い声をあげつつ私に詰め寄ってくる
『.....それと、二つほどご相談が』
美「なによ、もう昼休み終わるでしょ！」
いや、決行含めても三十分は余る
すこし、馬鹿なのではないかと貶してしまうが
グッと飲み込み
『１つ目、任務完了したという証明のため提出用音声を録音させていただきます』
あ、これは何があろうとよほどのことがないかぎり他者に見せることは決してありません
そう言うと美里は納得したように、でもなにか引っ掛かるように
美「余程のことって？」
って聞いてくるもんだから笑って誤魔化した
貴女が規則を破らない限りは決して起こらない出来事ですので
蒸し暑い風が頬を撫でカーテンの向こうにいるはずのない人影を１つ確認した
「あぁ...あるふぁ、君のいう通りだったよ。」
#40 ○これで五十話行ってないのも凄い。てか、料金高すぎ→←#38
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羚羊(プロフ) - 孤爪璃央さん» そう言っていただけると幸いです！更新頑張ります( *´^`*) (2019年1月11日 18時) (
レス) id: 7095935947 (このIDを非表示/違反報告)
羚羊(プロフ) - 青桜さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年1月11日 18時) (レス) id: 7095935947 (このIDを非表示/違反報告)
羚羊(プロフ) - さやさん» ありがとう....占ツクがない間干からびてたよ..(´-`) (2019年1月11日 18時) (レス) id: 7095935947 (このIDを非表示/違反報告)
孤爪璃央(プロフ) - 雅ちゃんに愛を…_(:3 」∠)_とても面白い内容でした！更新待ってます！！ (2019年1月5日 14時) (レス) id: 11f12a305b (このIDを非表示/違反報告)
青桜 - とても面白かったです！更新待ってますね！ (2019年1月5日 0時) (レス) id: d8571195d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羚羊 | 作成日時：2018年8月13日 0時
