【歌い手】悪女屋さんーEinsー

#みるふぃーゆ様リクエスト「センラさんと幼なじみ」 ページ41

夏休みも中旬にさしかかった今日この頃


私、雅は宿題を終わらせ

ボッチで悲しきひきこもり生活を


送りかけています。


そうです。ボッチでいかさんゲームとかおじさんカートとかドンの勝を殺っています


スゴいことに上位とりまくりです。


ですが、とうとうその日々を壊されることになりました


憎き幼なじみが来たことで


セ「雅〜このままリア充になれないで休み終わるならどっか遊びに行かへん？」


『一応大丈夫です。』


セ「ええやろ！クレープ奢ってあげようかいな？」


『行く』


クレープ奢ってくれるなら行くしかない

そう、行かないと百年後悔すると思う。


セ「早よう着替えてきな」


はぁい、と返事を返して部屋に飛び込み服を漁る


何時もボーイッシュな服しか着ないからかわいい服などほぼゼロに等しい


あわてて探したが今着れるような服は一枚しかないから


露出が多くて恥ずかしいが諦めて着る


『き、着てきたよ〜』


ひょこっと顔をのぞかせセンラと合流

何時もみたいに似合ってないとか言ってそのまま行くのかと思いきや

センラはびっくりしたらしく


セ「こないな服も似合おんやね...」


ボソッと呟いてさっさと、歩き出してしまった


私は聞こえてしまったのでめちゃくちゃ恥ずかしい


ここで言うのもなんだが、私はセンラが好きだ


でも、今は好きだけど好きじゃない

だから今はこんな扱いをセンラにしちゃってるんだけどね


セ「なんボーッとしいやん？早う行くよ」

『うわっ！ちょっ、と待ってってば！』


走りながら、つまづきながらセンラに追い付く


二人が着いた場所はデパート


リア充感が溢れてて私には入りにくかった


でも、センラは私の手をひき、


セ「はぐれへんから手、繋ぐ」


なんて言って優しく私の手を包み込んでくれる


そんなとこも好きだなぁって思ってします


惚けすぎだな






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一通りの買い物を終え、ぶらぶらと小さな雑貨屋を見ていたときのこと



懐かしいような、でも新しいようなアクセサリーを見つけた


欲しいなって思ったけど高くて買えなかった


センラっぽいけどなぁ


ひそかに期待してしまった私であった

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