作戦 ページ12
屋上に足を踏み入れると、奏でるピアノの音が聞こえてきたわ
その演奏に合わせ、地震も強くなっている
鵺野先生と ゆきめさんは、絶鬼の元へ向かったわ
鵺野「やめるんだ、絶鬼!お前と戦っても、ガッカリさせない力を手に入れたぞ!」
絶鬼「おや?何か秘策でも思いついたのかい?…まさか、僕をその鬼門から落とそうって?」
ゆきめ「何言ってんの!鵺野先生がそんな単純な作戦をたてるわけないでしょ!?」
鵺野「…なぜわかった?」
ゆきめ「えぇ〜…」
…まぁ 確かに単純なんだけど、これしか方法がないのも事実なのよね
絶鬼「名案かもしれない…そう、地獄というのは8つの階層からなっていてね?僕はその6番目の焦熱からやってきたんだ」
絶鬼「そりゃあ深かったさ…地上まで登るのに3年もかかったんだ」
絶鬼「でも…もしもう1度 鬼門に落ちれば、2度と這い上がってはこられない!」
絶鬼「ははははは!でも、いったいどうやって僕を落とすんだい?」
ゆきめ「そ〜んなの簡単です〜!羽をバリバリってむしっちゃって〜!後ろからドーンってね?」
鵺野「任しちゃおっかな…」
ゆきめさん………でも、ゆきめさんならやりそうな気がするのは気の所為かしら?
当然、絶鬼は笑い飛ばしてるわ
絶鬼「はははは!面白いね?」
玉藻「フンッ…笑い事ではないかもしれませんよ?」
リツコ「本当に羽をむしるんですか?」
えっ!?高橋先生、今の作戦を信じてるの!?
一瞬、玉藻が言葉に詰まったわ
玉藻「も、もし!御鬼輪を絶鬼の腕にはめられればということです!」
リツコ「その隙に羽をむしるんですね!」
玉藻「………」
神音「玉藻、ご愁傷様です」
玉藻「少しはフォローしてほしかったです」
いや、下手に作戦を言うわけにはいきませんし?
「フォォォォォ…」
…風が吹いてきたわね
鵺野先生の作戦、うまくいけば良いのだけど……
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桜萌(プロフ) - サヤノさん» 春が近づいてきましたね!暖かくなってまいりました!その事件もありましたね!あれは泣けます (2023年3月28日 13時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» はい、クールヒロインさんの誕生日を知らない者などおりません、もうすぐ桜も満開の春でございます、春はやっぱり桜とだんごに抹茶ですね、心残りは少女の霊と図書室で生徒が失踪するという事件が覚えています。 (2023年3月20日 9時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» 誕生日まで、いろんなことがありましたね!ヒロインにとっても、忘れられないお誕生日になった日になりました(*^^*) (2023年3月1日 11時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 桜萌さん» クールヒロインさんへの誕生日を覚えたのは、あれは中国の霊能力者の道士の御札事件で心配して、ぬ〜べ〜クラスと和解してすぐの様子の日にちを覚えました、でも、ぬ〜べ〜クラスの皆さんとも和解してバレンタインバースデーが出来て楽しいです。 (2023年2月15日 7時) (レス) id: 8a917fb5a5 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - サヤノさん» はい、ヒロインのお誕生日でした!おめでとうございます!覚えててくださり、ヒロインも喜んでおります!(*^^*) (2023年2月15日 2時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜萌 | 作成日時:2022年11月23日 13時