引退 ページ49
降谷「信じてない訳じゃないが、心配なんだ…」
影霧「降谷さん…」
降谷「それに、アナタは男女問わず人気で…いつ、誰かに盗られるんじゃないかと心配だった」
降谷「いつも事件に巻き込まれるし、ストーカーホイホイだし」
降谷「僕の知らないところで死なないか心配だし」
え、えっと…降谷さんの中の俺って……
降谷「とにかく、心配なんだ！」
影霧「わ、わかりました！心配かけてるのは、わかりました！」
目が血走ってて、怖い！
降谷さんも興奮してたのを落ち着かせて、咳払いをした後…
降谷「それで、どうする気なんだ？」
影霧「まぁ、降谷さんに心配かけたくはないし…仕方ない、引退かなぁ…」
高校卒業してやってきた、犯罪
楽しくて、面白くてやってた事が…こうもあっさり辞める事になるとは思わなかった
降谷さんと出会ったことで、ここまで代わるなんてなぁ…
降谷「なんだ？」
影霧「いや、降谷さんと出会わなかったら…どうなってたんだろう？って、思って…」
きっと、何も変わらないんだろうなぁ…
降谷「影霧…」
影霧「………えッ！？」
降谷「何をそんなに驚いてるんだ？」
影霧「だ、だって…呼び捨て…」
いつも降谷さんは俺を“さん”付けだった
いきなりの呼び捨てで、俺は呆然としてしまった
降谷「せっかく付き合うことになったんだ…呼び捨てしたって良いだろ？」
影霧「ま、まぁ…ちょっと、ビックリしたけど…」
降谷「影霧も、呼び捨てで呼んでくれ」
影霧「えッ！？」
降谷「ちなみに、名前で」
要求増えたッ！？
いきなりハードルが高過ぎる！
降谷「早く呼んでください」
影霧「だ、だって…いきなり……ちょ、乗っかるな！？」
降谷「早く呼ばないと、この場で襲う」
影霧「押し倒してるくせに、何言ってんだ！？」
ジリジリと降谷さんが近づいてきたかと思ったら、知らないうちに押し倒されていた
ニヤニヤと笑ってて、絶対に遊ばれてる！
影霧「ぇ、えっと……れ、れ…」
降谷「………」
影霧「……れーさん！」
降谷「ぶはっ！」
降谷さんは口元を手で抑え、笑い出した
恥ずかしいんだから、仕方ないじゃん！
これでも頑張って呼んだんだけどッ！
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桜萌(プロフ) - アイスあるさん» ありがとうございます！更新がんばります！(*´ω｀*) (2020年5月25日 21時) (
レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
アイスある - 面白い！更新頑張ってください！ (2020年5月24日 11時) (レス) id: 38b2fa8d4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜萌 | 作成日時：2020年4月10日 15時
