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もう1人? ページ30

俺はベッドの毛布を強く握り、震える声で先生に聞いた


影霧「ウソ、ですよね…?先生が、拓哉を……」
先生「彼は必死だったよ?私が影霧と知り合いだと言ったら…」





拓哉『頼む!影霧には、手を出すな!』



拓哉『影霧は俺の大事な親友なんだ!』



拓哉『影霧に何かしたら、絶対に許さないからなッ!!』





先生「すごい必死だったよ…よっぽど、愛されてたんだね?」
影霧「拓哉が……」
先生「……また、そんな顔をするか!」
影霧「ぅぐ!?」


先生は、急に俺の首を両手で絞めてきた
く、苦しッ…!?


先生「ダメだよ、影霧!そんな顔は似合わない!」
影霧「せ…せん、せ……!」



先生「ダメだダメだダメだダメだダメだダメだ!」

先生「影霧に似合うのは、犯罪を楽しむ顔なんだ!」

先生「あんな普通の感情や顔は似合わない!」

先生「そんなの、私が許さないッ!!」



ギリギリと絞められ、頭がガンガンしてきた
まずい……このままじゃ、本当に死ッ!


先生「あぁ、その苦しそうな顔も美しくて良い…!」
影霧「…ぁ……っ、あ…」
先生「ハッ!このまま影霧を失うのはダメだ!昔の影霧に戻さなければ!」


そう言って、先生は俺の首から手を離した
ようやっと、息が吸え…咳き込んだ


影霧「ゲホゲホッ!ッ……」
先生「影霧を汚したのは、あいつだけじゃないしね…」
影霧「ぇ…?」
先生「もう1人、処分してから…影霧を元に戻そう…」


先生はブツブツとそう言いながら、俺の病室を出て行った
今、何て…?


影霧「もう1人…?」


今、もう1人って言った…?
ってことは、先生はもう1人 殺すってこと?


影霧「でも、誰を…?」


誰を殺そうとしてるのか考えたら、真っ先に安室さんの顔が浮かんだ


影霧「ま、まさか…ね?安室さんを殺そうなんて、思ってるわけ…」


口では否定するけど、否定できない自分がいた
どうしよう…もし、本当に安室さんなら……


影霧「俺は、どうしたら…!」


安室さんに、手を出してほしくないッ!



あんな思い……もうしたくない!!

体が鈍る→←なんで殺そうとした?



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設定タグ:名探偵コナン , 安室透   
作品ジャンル:アニメ
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桜萌(プロフ) - アイスあるさん» ありがとうございます!更新がんばります!(*´ω`*) (2020年5月25日 21時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
アイスある - 面白い!更新頑張ってください! (2020年5月24日 11時) (レス) id: 38b2fa8d4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜萌 | 作成日時:2020年4月10日 15時

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