【名探偵コナン】優しすぎる君が【赤井秀一】

優しい〜関西弁おかしかったらごめんなさい〜 ページ31

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「いややなぁ、こんな夜中に放り出そうっちゅうんか？」


コナンくん酷いわぁ、なんて言いながら肩を組む服部くん。あ、これはこのままお泊まりコースですな。私もお泊まりの予定だもんねー。


「…しょーがねーな、頼むわ母さん。」
「了解♡」
「わ、私も、」


Prrrrrrrrrrrrrr！！！！！！！泊まってもいい？と聞く前に携帯の着信音に遮られる。発信元はどうやら私の携帯。

瞬間あたりがピリッとした空気に包まれ、私はディスプレイに表示された名前を見て口元に指を立てた。

工藤くんと服部くんがキリッとした顔になり、有希子さんは席を外した。正しい判断です。

工藤くんは小さめの音量で音楽を流し始める。何のためなんだ？


「…もしもし、ジンさん？」
『…おいフォーギブン、今何処にいやがる』


スピーカーから聞こえて来たその声は大分低くて、ジンさんが怒っているのが伝わってきた。


「あー…カフェです。」


工藤くんが携帯で示した回答を淀みなく答える。まぁ流石に工藤くんの家だとは言えないわな…。


『その割にはずいぶん静かな様だが？』


！！！！！！！


「いやですねぇ、よく聞いてみてくださいよ、音楽流れてるの聞こえません？」


工藤くんが音楽を流したのはこのためか、と1人納得する。


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