【名探偵コナン】優しすぎる君が【赤井秀一】

優しい 〜関西弁おかしかったらごめんなさい〜 ページ30

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家の中から出てきたのは色黒の少年。…青年？かな？？


「ゲッ服部⁉お前まだ帰ってなかったのかよ⁉」


どうやら色黒の彼は服部くんと言うらしい。工藤くん彼にもバラしてたのかー。意外と結構いろんな人が知ってるんだなぁ…。


「まぁまぁ、立ち話も何だし、中で話しましょ♡」


工藤有希子…有希子さんは私達を中にぎゅうと押し入れた。そして通された客間、私たちはそれぞれソファに座らされた。

2人がけのソファに私と服部くん、向かいのソファには工藤くんと有希子さん。いや、この並びおかしいでしょ。

…ん？おかしくないのか。


「じゃあ、まずあなた、自己紹介お願いね。」


有希子さんの一言によって注目が私に集まる。え、えー照れる…(？)。


「え、と、は、橋本Aです、多分17歳？です。よろしくお願いします。」


有希子さんにパチパチと拍手をもらってしまった。次に服部くんが立ち上がった。


「自分が橋本Aさんかー。工藤からよー話は聞いとる。わいは西の高校生探偵、服部平次や！！！よろしくな、姉ちゃん！」


ね、姉ちゃん…、工藤くんからよく聞いてるってなんか照れるな。


「あ、こちらこそよろしく…」
「服部そろそろオメェ帰れよ‼」


照れつつ服部くんと握手をしていると工藤くんがイライラしたように言った。…あんまり怒るとストレスで禿げるよ？



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