第90夜『ハートの可能性』 ページ45
私は、神田とラビのところに向かう。
「神田！ラビ！大丈夫？」
「Aこそ大丈夫さ？」
「私は大丈夫！」
「リナを頼む」
「りょーかい、私はリナリーを連れて安全な場所に匿ってる」
「あぁわかった」
私はリナリーを抱えて建物の物陰に隠れた。
江戸城にはノアがいる。千年公…あなたの思い通りにはいかないよ。この“私”がそうさせない
私という人格がある限り絶対！
その時、千年公が動き出した
「チョコ、ザイ、ナ❤」
「や、ヤバイ！神田！ラビ！みんな！…チッッ！届いて！�爛┘�ソシスト及びファインダーの周りを包囲、みんなを守れ！�瓠�
リナリーの周りに結界を張り、叫ぶ。きっとこれでみんなを守れた。きっと…私の力はみんなに行った。…きっと──…大丈夫。
霧が晴れ始めた。
.
.
.
「うわ〜惚れるね、千年公。怖ぇ〜〜」
成り果てた江戸を見ながらティキは言った
スッカラカンの江戸を。江戸城以外何もない江戸。その中で見つけた。まだ形のある人影を。
千年公は千年公でくしゃみをしているが、それを無視してティキはエクソシストを見つけた。
「倒れっかよボケ…！」
少し離れた場所には�爛�ロノス�瓩發い�
力無く倒れていたAは神田の声で目を覚ますとフラフラと起き上がる。
「み、んな…」
辺りを見回すと、幾つもの結界が目に入る。それを確認すればホッと安心した。
「リナリー大丈……リナリー！？」
横にいるリナリーを見ると結晶のようなものに入っていた。なんで…おかしい。これは…
「イノセンスが適合者を助けた！？
なんで…あり得ない…そんな事、今まで無かった……でも考えられるのは一つしかない。リナリーのイノセンスが�狷段稔瓩辰討海函�それは則ち…〈ハート〉の可能性があるということだ」
───やっと見つけた
───守らないと！
二つの人格が交差する。黒い人格と白い人格。
＜神田…ラビ……Aッ！＞
リナリーの声が聞こえる
今、助けるよ…助ケル、ヨ……タスケル…？
≪A！！伯爵がリーを見ている！！！≫
「チッ！A！しゃがめ！！」
「ッ！！」
ティエドールと神田の声で我に返るとしゃがみ込む。すると上から「ドンッッ」と聞こえたのと同時に私は吹っ飛んだ。
「いってぇ…！！」
打った頭を擦りながら
目の前で繰り広げられている闘いを�牴境瓩聾�ていた。
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桜姫(おうき) - とても面白いです！これからも頑張って下さい！ (2015年7月25日 22時) (
レス) id: 86be40d260 (このIDを非表示/違反報告)
黎闇(プロフ) - あやさん» あはは(^_^;)頑張ってネ (2014年12月12日 18時) (レス) id: f9e9bf6ba4 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 黎闇さん» いやいや、大丈夫だよー。うちはのんびり待ってるから！うちはただ今他の作品で精一杯で「ぎゃー」って叫んでるよ(笑)でも、頑張るよ！ (2014年10月23日 23時) (レス) id: e549f9942a (このIDを非表示/違反報告)
黎闇(プロフ) - あやさん» 最近、更新出来なくてごめんね〜。色々あって…とりま！あやさんも頑張って！ (2014年10月23日 23時) (レス) id: f9e9bf6ba4 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 久々の更新キター！うちもそろそろ書き出さんとなー……… (2014年10月23日 23時) (レス) id: e549f9942a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野良猫ちゃん x他1人 | 作成日時：2014年8月10日 16時
