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標的2 出会いー2 ページ4

麗羅視点


「お前には『トリニセッテ』の一角を担ってもらい、世界を救ってもらう」

「唐突にそんな事言われても、意味が分からないんですけど」

「トリニセッテとは、簡単に言えば世界の均衡を保つ八つのボンゴレリング、八つのマーレリング、そして八つのアルコバレーノのおしゃぶりの事だ」

「ふ、ふーむ?」

「お前には雪の守護者、アルコバレーノとして、先程言った内、雪のボンゴレリング、雪のマーレリング、雪のおしゃぶりの三つを管理して欲しい」

「で、でも、それって世界のキンコウ? を保っているんでしょ?」

あたしの問い掛けに、ローシさんは一つ頷いた。


どうして、あたしに任せるのだろうか。

どう考えても責任重大な役目だ。

それに万が一にも管理し損ねてしまったら、世界中の全て恨まれてしまいそうである。


(これは、あたしじゃなきゃダメなのかなー?)


「その通りだ」

「こ、心読まれた!」

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作者名:レイチェル | 作成日時:2018年3月14日 14時

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