【歌い手腐】感情迷路【COF】

4話『不安』luz×まふまふ ページ6

luz「好きや好きや好きや好きや好きやぁぁぁああっ！！」
まふ「すき家？((luz「アホちゃう？」えぇっ!?」


僕が家で作曲してたいきなりluz君がきた。
luz君がくるのも不思議じゃない。
だって恋人同士なんだもん♪ふふっ



まふ「ところで、すき家行きたいの？いや僕も今すぐ行きたいけど、もうちょっとで曲出来るからもうちょっと待ってて！」
luz「だから、アホなん！？………なぁまふ。正直に言って欲しいねん…」
まふ「ん？」


急に真剣なような哀しいような顔になったluz君を見て、僕もギターを手放した。


まふ「どうしたの？」
luz「俺考えたんやけど、まふ…我慢してるんちゃうかなって」


我慢…？


luz「ほ、本当は、別の人が好きなんやないかって、不安になるねん」


目に涙を浮かべ、一生懸命言葉を振り絞っているのが分かる。


まふ「そ、それって、そらるさんとか？」


luz君が頷く。
僕も動揺せざるを得ない。


まふ「そ、そんなことないよ？僕、luz君のことちゃんと、だ、大好きだよ？」


僕まで泣きそうだ。まさかluz君がそんなことを思っていたなんて。
空は、僕たちの気持ちに反するように笑っていた。
luz君は既に泣いていた。


luz「………何で、何でそれもっと最初に言ってくれないん？」


そこで僕は思い出した。
今までの自分の言動を。


好きとか大好きとか、1回でも言ったことあったっけ？
luz君には言ってくれてたのに、僕からは何もないなんて。


僕、最低だ。


まふ「ご、ごめん…」
luz「…謝るん？謝るなら、好きってこと証明して？俺に、まふからキスして？//」


僕から!?今までluz君からだったのに!


何か今日のluz君は本当に変だ。
急にこんな話してみたり、キスしてとか…今まで言わなかったのに!


情緒不安定なluz君を宥めるために、
僕はluz君に顔を近付けた。


当然、影が重なる。


luz「まふ…」


ようやく笑顔になった。


まふ「これで安心したでしょ？ね？


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愛してるよ」

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