【歌い手腐】感情迷路【COF】

『朝の目覚ましキス』天月×まふまふ ページ27

あ、まふ君起こしてこなきゃ。


そう、これは僕の日課。


先に起きるのが僕だから、毎日やっている。


コンコン、とノックするも、返事は無し。


まぁこれもいつものこと。


天月「入るよー？」


ドアを開けて入ると、いつもの整った部屋に足を踏み入れる。


本当綺麗だよなぁ、とか感心しながら起こす。


天月「まふ君、おはよ。朝ごはんできたから起きて？」


まふ「……んー…」


か、可愛い。でも起こさなければ。


天月「んー、じゃなくて、起きて？」


まふ「やら…まだ眠いんらもん…」


呂律大丈夫か。


とか言いながら目を擦るまふ君。


突然何か閃いた風に表情が変わった。


まふ「じゃあ、天月君が…キスしてくれたら起きる」


天月「えっ！？」


な、なんと！！キスの申込み！！


朝起きるだけなのに！！眠り姫か！！


まふ「じゃないと起きなーい」


天月「わ、分かった分かった！や、やるよ。じゃあ目瞑って！」


まふ「ん！」


と目を瞑り、口をこちらに向けるまふ君。


襲ってって言ってのかな((


まふ「はぁーやぁーくぅー！」


とか言って両手をバタバタしている。


失礼しますっ！！


チュ、とリップ音なる。


それは一瞬の出来事だった。


天月「うわっ」


僕は、まふ君のベッドに引き摺り込まれる。


天月「えっ何！？」


まふ「えへっ♪これで天月君も寝たから、同罪！だから一緒に寝るの刑を下す！」


何か色々おかしくない！？おかしいよまふ君！？


そう思ってまふ君の方を見ると、僕のお腹に抱きつきながら寝ていた。


そんな可愛さに負け、まぁいっか、と思ってしまう僕がいた。


僕は、まふ君と向かい合わせになった状態で僕もまふ君に抱きつき、二度目の眠りに落ちた。

『メイド服』天月×はしやん→←『これぞ、漁夫の利！？』コニー総受け(?)

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