1話 ページ3
かすかに声が聞こえる
「…！」
ママ「A！」
『ん…ママ…』
ママ「起きなさい。朝ごはんの時間よ」
ママはいつもどうりの笑顔を張りつけた。
『おはようママ』
私も笑顔を張りつけた。
私はすっかり体調も治り、医務室とさよならする。
食堂の方へ行く。
エマ「A…！！！」
『あぁ。エマ。おはよう！』
エマ「元気そうでよかった…」
『大袈裟だよ』
ノーマン「大袈裟じゃないよ。だって森に出て行ったんでしょ？」
『あはは……』
ノーマンの表情は少しこわばってる
心配してくれてありがとうぅ…
内通者、分かっちゃったんだね
でもレイは、ずーっと前から考えてくれていた。
優しかったんだ。誰よりも。
冷静に珈琲を飲んでいるふりをしているレイ。
私が気になってチラチラこっちを見てきている。
何故かそれが愛おしく感じる。
『レイ』
レイ「なんだよ」
レイに抱きつく。これまでの感謝をぎゅっとするように。
レイ「な、なんだよ？！？！」
離すとレイは真っ赤な顔してみてくる。
『なんでもない』
私はレイの隣に座って朝食をとる。
私が食べ終わりそうな頃までもレイの顔は真っ赤だった。
ノーマンは何か言いたげな目をしてこっちを見てくる。
『の、ノーマン？どうした？』
ノーマン「……なんでもないよ」
絶対何かあるでしょ…
リト「ナイフ」
『あ、後で渡すね』
なんで持ってることわかったんだろう…？
まあいいか！リトの事だし！よくわかんない！
ノーマン「ナイフ…？」
あーーーー。ナイフの存在がバレたじゃんばか！
多分ノーマンは今自傷行為のことを考えているだろう
『大丈夫だよノーマン。してない。』
ノーマン「……！よかった」
ノーマンが微笑む。眩しすぎて直視できない。
今日は確か内通者の話をするはずだ。
レイの事だから内通者俺ですとかエマの前で言うだろう。
その時には愛しいレイの事を語ろうかな
多分リトとか3人にはひかれるけど。
あ、みんなのことを語るか？
リト、レイ、ノーマン、エマ。
皆のこと語りだしたら日が暮れちゃうもんなあ…
今日は仕方なくレイだけにしよう。
*☼*―――――
大人びた要素迷子中
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凛音 - 本当に面白いです！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！ (9月30日 23時) (
レス) @page24 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
竜の落し子 - すっっっっっっごい面白い！！ (2022年2月14日 22時) (レス) id: 1eb9639434 (このIDを非表示/違反報告)
ユウゴ - 続きが読みたいです！！楽しみに待ってます！ (2020年8月9日 21時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
ぴらるく - とてもとても面白かったです！もう続きは書いてくださいませんか？ (2020年4月24日 9時) (レス) id: 995d2a3f3d (このIDを非表示/違反報告)
たまねぎ(プロフ) - もうこの作品は更新されないのですか？続きが読みたいです(><) (2019年7月13日 1時) (レス) id: 3fd24887de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moca.sararenon | 作成日時：2019年3月2日 9時
