ヤング侍JAPANと私

31 side山田 ページ31

いつもの晩御飯の時間、いつもの同じ席、

いつものメンバー、







.....や、翔平いないけど







けど、いつもと違うのは、Aがとにかくかわ

いく見えるところだ。





前々から、『てっと〜』って言って駆け寄ってくる

ことろとか可愛かったし、見た目も、中身も、

本当にかわいい。






だけど、昨日Aにキスされてから、

Aを見る度に、胸がぎゅってなる。





特に、今日のお昼ごはんの時みたいに悩んでいると

きとか、俺が目の前にいるのに、他の男のことを

考えてるって思うと、







鈴「恋〜しちゃったんだ〜たぶんー気づいてなー

いでしょ〜」






山「ゲホッ！！.....っ誠也っ！！」



本日2回目の吹き出し。






鈴「えー？哲人さん俺の歌声に感動しちゃいました

？？」




お前のタイミングの良さに感動するわ.....



「...私、もう寝るね.....。」






坂「えっ！？Aまだ一口もご飯たべてへん

やん。」






珍しくAが、ご飯を残して席を去った。





「....なんか、ご飯食べたい気分じゃない。」






ズキっ







ほら、またそんな顔する。




違う男のことを考えてるんだ。




Aがそんな顔するだけて、俺のココロは

めちゃくちゃ痛むんやで？？







そんなAを見ていられなくて、俺は廊下

でトボトボ歩いているAの腕を引っ張って

抱きしめた。

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