ヤング侍JAPANと私

32 side山田 ページ32

「ほえっ！？...てっと、どうしたのっ？？」



それは、俺自身も分からない。

だって...




山「気づいたら、Aのとこ来てて、抱きし

めてた。なんかあったんじゃないの？今日。

昼から、ずーっと、ボーってしてる。」




この勢いで、俺は聞きたかったことを全て聞いて

みた。




Aが、俺を抱きしめ返して答えた。






「あ...のね...?お昼は、翔平のことで、さっきは、

こばっちのとこで、悩んでたの....」






山「.....なんか、されたん？？」




嫌な予感がする。




「ふ....たりにね......」




山「うん」









"チューされたの"









山「......へっ？？」






俺は思わず聞き返してしまった。









「あっ、あ、あのっ.....だからっ......山「うん、


わかってる。分かってるんだけど.....」









頭が上手く回らない。









「だから、その2人に今声かけづらくなっちゃっ

てて、どうすればいいのかな....って。」









どうすればいい？って.....





そんなの、







山「こうするしかないやん......」



「へっ......？」









俺はAの腰に手を回して、Aを引き寄

せ、

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