ヤング侍JAPANと私

22 side山田 ページ22

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坂「ふー、服も着たし、冷えピタはったし、薬飲

ませたし、もう大丈夫やろ」


中「ほんま、誤解解けて良かったです。」




Aは今、おでこに冷えピタを貼って、

眠っている。けど、表情は苦しそうだ。




菊「けど、やっぱ疲れが出たんだな。女の子なの

に、俺たちよりも練習メニュー多くしてるし。」






本当に、Aはすごいと思う。





俺はいつも練習場行くのは早いほうだけど、

Aより早く来れた試しがない。





いつも、ひとりで黙々と筋トレをしてたり、素振り

をしている。







そんな努力家なAだから、みんながA

のことを応援したくなるんだろうなって思う。





だからこそ俺は、Aに心を開いたんだ。





「んんーー.....あつい......」



Aは、苦しそうに寝返りをうち、布団をひっ

ぺがえした。



今「A、うなされてるよ....哲人、風邪引く

から、布団かけてやって」


山「はーい」




俺が布団を掛けようとAが眠っているベッド

に近寄った時、





山「うおっ！！」








ドサッ.....









Aに腕を引っ張られて、









そのまま、キスしてしまった。





菊「え」

坂「あ」

中「う」

今「わお❤」




「へへへ、てっとのちゅーおいひい」






頭が焼け焦げそうだ。

なんだこのかわいい生き物。






「「えええええええええーーーーーー！！！」」

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