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そして3年生の番が回ってきた。突然、先生が「3年生の題は少し難しくなってまーす」との発表。この種目に出る生徒達は批判だったり、見てる側は盛り上がっていた。


ab「何のお題が出るんだろ?」

kj「お題ってせんせーが決めるん?」

iw「毎年恒例だけどな」


ふっかも翔華も最後の方な為、とりあえず雑談。1チーム目がスタートした。題を取れば、選手達が文句をあげていた。


ab「なんかヤバそうだね」

iw「だな」


何とかその題に沿った人を連れて行き、ゴールする3年生達。次はふっかの出番なわけで。

スタートの合図がなり、一目散に走っていく。昔から脚が早いのは知っていた為、一番最初にお題を手に入れていた。

ただ、そこから動く事は無く、決心してデジャブのように此方に向かって走ってきた。


fk「照!」

iw「俺?」

fk「そう、題に沿った人が照しか居なかったの!」

iw「題は?」

fk「その人を連れて来い、じゃなくて行動なんだよね」


紙を見せてもらい、俺と阿部、それから康も見たのだが、確かにこれは俺。てか俺じゃないと無理。


ab「あ〜ほらほら、早く行きなよ熟年夫婦」

kj「ほんま胸焼けしそうやな笑」

iw「んじゃ、行ってくるわ」


ひょいと"姫抱き"して、ゴールに直行。色んな所から悲鳴やらなんやら聞こえるが全く気にしない。てか確かに3年は難しいよなぁ、借り物競争でもなんでもないし笑

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作者名:レイ | 作成日時:2022年7月25日 8時

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