何もない日常に【SN】3 (ページ16)

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花火(mm.kj♀︎.ru.iw.ab) ページ16

世間は夏休み、バイトを頑張る人や勉強を頑張る人、まあ、遊ぶ人だっている訳で。

1年になったばかりの俺達の学年はほとんどが遊んでるだろうね。夏休みに入る前までは、俺とめめは某カフェでバイトしてて、そしたらSNSでイケメンが居るって事でバズってしまった。

まあ、嬉しい事に、大手会社から声がかかり、読モとして活躍し始めたのは、ここ最近の話。

「なあ、ラウ、ここさ」

今は普通に夏休みの宿題。本当は阿部ちゃんとか聞きながらやりたいんだけど、忙しそうだし俺らは俺らでやる事にした。

「邪魔するでーー！」

「邪魔するなら帰って〜！笑」

「はいよぉ…ってちゃうやん！！」

因みにここは康ちゃんのお家。お邪魔させてもらっては、大量に出た夏休みの宿題をしていた。

めめと一緒に居たい康ちゃんと俺、そして宿題が分からないから教えてもらいたいめめ、その結果が誰かの家でやるのは？となった結果、たまたまご両親が仕事のため居なくて、うちの家でやろ！となったのだ。

「そう言えばもう時期花火大会とちゃう？」

「あー…」

この地域にしてはちょっとデカい花火大会。その分、大勢の人が見に来るらしい。

｢でも皆とは見れなくない？｣