【銀魂】真選組美少女隊士は土方の妹② (ページ2)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:6,656 hit

第５０話＿＿記憶喪失ページ2

Aside

近藤さんが行方不明になってもう三日が経つ

一体何処に居るのだろうか……

そんな事を考えながら見回りをする

はァと溜息をつくと｢どうしたんですか？｣と声をかけられた

声をかけてきたのは新八君だった

『あ、新八君……
ねー近藤さん見なかったかな？今行方不明で…』

新八｢そうなんですか｣

『うん…だから見つけたら連絡お願いします』

ドボドボと歩きだそうとした時

新八｢僕も…銀さんを探してるんです｣

『え？』

話を聞くと銀さんが事故で記憶を失ってしまい、退院して万事屋銀に帰ると宇宙船に突っ込まれていたのだと、それで"万事屋銀ちゃんは解散"してしまい銀さんの行方が分からなくなったのだ

『記憶喪失か＿＿』

私も似た様な経験あるけど全てを忘れた訳じゃなかったな……
ただ、今でもその記憶は思い出せないんだけど

銀さんにはそうなって欲しくないな

それに近藤さんも……

近藤さんは銀さんが記憶喪失になった日に同じく記憶を失ったらしい…お妙ちゃんのダークマター(甘めにした卵焼き)を食べて

手がかりを探しに万事屋へと向かう

ボロボロになってる＿＿

今にも崩れてしまいそうな万事屋を見て寂しいと感じた

中に入ると神楽ちゃんが銀さんがいつも座っている椅子の上で酢昆布を食べ、開いた穴から外を見ていた

『＿＿神楽ちゃん？
私も酢昆布もらってもいいかな？』

神楽｢いいヨ｣

三人は無言で酢昆布を食べる

??｢まだこんな所にいたのかィそれに見ない顔もいるねェ｣

新八｢お登勢さん｣

煙草を吸ったおばぁさんはお登勢と言うらしい

『初めまして土方Aと言います』

お登勢｢土方…あーあんた妹かィ｣

『はいそうです』

お登勢｢そうかィんじゃもしかしたらコレ必要なかったかもな｣

そう言って紙を見せる

｢ババァそれ何アルカ？｣と言う神楽ちゃんに向けて紙を飛ばす

紙を覗き込むと住所等が書かれていた

お登勢｢さっさと引きずって来な溜まった家賃払ってもらわないと困るんでね｣と言って出てってしまった

『＿＿行こっか』

新八｢でもAさんは近藤さんを探してるんじゃ…｣

『そうだけど、銀さんももう私の大切な人に含まれてるからね！もちろん二人も』ニコ

神楽｢私銀ちゃん見つかったら一緒にゴリラ探すネ｣

新八｢僕もです｣

『ありがとう二人ともんじゃ銀さんの所に行きますか』

三人で、もらった紙に書いてある住所(工場)へと向かった