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6.笑い ページ6

りぼーんside

ずっと感じていた違和感。

笹川了平。

極限が口癖のボクシングバカ。いつも屈託無く笑っている。

ただその笑顔に違和感があった。

まるでどこか貼り付けたような笑顔。

俺は仕事上、様々なやつの目を見てみた。

憤怒、絶望、哀愁、愛憎、悲痛、恐怖……

目は口ほどに物を言うとはよく言ったものだ。

ただこいつはその目にも当てはまらない。

まるでどこか欠落した、どこかが空白な___________









ジグザグな、目だった。

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作成日時：2017年6月10日 21時

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