2* ページ13
〜和side〜
…ま、いっか。
ぱっと、見た感じ内容はそんなに
難しくなさそうだし。
「しょーちゃーん、ちょっと来てくれる？」
「んー？あいっ＾＾」
近くでお気に入りの赤いボールをコロコロと
転がして遊んでいた翔ちゃんを手招きして
言われた通りにヨチヨチ寄ってきた
小さな身体を抱え上げて膝に乗っける。
「んぅ？かじゅ、どったの？」
「和にぃの、お友達がねー？
翔ちゃんにってプレゼントくれたの。
今から和にいと一緒に観ない？」
クリクリのお目目が首ごと俺をキョトンと
見上げてくるもんだから、
翔ちゃんのふわふわの髪の毛に
そっと、顎を乗せて聞いてみた。
すると
「しょーに、プレっと！？みりゅ！！＾＾」
ぱぁあっと顔を輝かせて満面の笑みを
向けられたら、もうノックアウト。笑
「よっしゃ、ちょっと待っててね！」
ソファに翔ちゃんを、ちょこんと座らせて
俺は翔ちゃん用のおやつとドリンクを
スタンバイするためにキッチンへ走る。
冷蔵庫のオレンジジュースを翔ちゃん用の
赤いコップに注ぎ、台所の戸棚にあった
好物のバウムクーヘンを持って小走りで戻る。
すぐさま、ビデオデッキに怪物くんの
ディスクを挿入して翔ちゃんを
再び膝にのっけて、準備完了！
あんま、長い時間観せちゃうと
お昼寝の時間が無くなっちゃうから
長くても30分くらいかなぁ…とか思いつつ
俺も移り変わる画面を見詰める。
画面の中の大野くん演じる、怪物くんの表情が
ほんとにコロコロ変わるから、この歳で
俺も結構、楽しみながら観てしまった。
トップアイドルは演技まで出来るのか…
凄いなぁ…この人確か歌もダンスも上手って
クラスの女子が騒いでたような気がする。
…ん？にしても、翔ちゃん静かだな…
寝ちゃったかな？と思い
そっと顔を覗き込んだら…
「……！？」
俺はつい、2度見してしまった。
覗き込んだ翔ちゃんの顔は
眠そうなトロンとした瞳
…ではなくて。
頬を、まぁるくピンクに染めて
食い入る様に画面を見詰める翔ちゃん。
な、なんだ、この恋する乙女みたいな顔は…！
目線の先を瞬時に追うと、そこに写っていたのは
当たり前だけど、腕を伸ばしたり
ヒロシ君を庇いながら敵と戦う大野くんで…
ま、まさか…？
「……かいぶつくん…かっこいい…！」
…うそん。
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星羅*(プロフ) - kafka4114さん» わー！泣 初めまして！ お優しいお言葉もいつも見てる、とのパワーワードもとてもとても嬉しいです…！割り込むだなんてとんでもないです〜泣 kafka様も、そのお優しいお心が溶けてしまわれないようにご自愛くださいませ…♪ 本当にありがとうございました！ (2019年8月3日 22時) (
レス) id: bd4aefb8e1 (このIDを非表示/違反報告)
kafka4114(プロフ) - はじめまして！まさか大好きな書き手様たちのお話に割り込むことになってしまうとは思いませんでしたが、伝えさせてください。ごめんなさい！(;´Д｀)いつも見てます！W翔ちゃんの可愛さに悩まされる日々です。暑い日々が続きます、お体にはご自愛くださいませ。 (2019年8月3日 10時) (レス) id: 5af02258aa (このIDを非表示/違反報告)
星羅*(プロフ) - 櫻華さん» とんでもないです！！(アホの子のコメ返) (2018年9月7日 22時) (レス) id: d8808018cc (このIDを非表示/違反報告)
櫻華(プロフ) - なんか色々ありがとうございます！！！←アホの子のコメント (2018年9月7日 21時) (レス) id: 5f6dbffbbd (このIDを非表示/違反報告)
星羅*(プロフ) - 櫻華さん» 櫻華姉さん、いらっしゃいませー！お返事遅くなってしまって申し訳ない｡ﾟ(/□＼*)ﾟ｡ もう山が山々してる展開ですねまさに！嫉妬大野さん大好物です♪次回更新頑張りますね♪ (2018年8月15日 21時) (レス) id: d8808018cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星羅
| 作成日時：2018年6月15日 14時
