○ 36 油断大敵 ○ ページ37
その日の夕飯。
おばあちゃんに今日のことを話す。
「私…たけくんともう1度やり直すことにした。」
「ほう……今度お寿司でも食べに行こうか。
竹寿司は美味しいからね。」
おばあちゃんは優しく微笑んだ。
私も釣られて笑う。
たわいもない話をしながら、片付けをする。
おばあちゃんを肩に乗せたままの皿洗いは、なかなかキツくていい修行になるのだ。
「あぁ、あと、ボンゴレの入ファミリー試験を受けたんだ。
攻撃を避けるだけだったんだけど、リボーンが結構本気で、しかもほかの人まで攻撃してきて大変だったよ……」
その言葉におばあちゃんはピクっと反応する。
「それで、合格できたの?」
「まぁね。
でも頬を切られちゃった。血が出ない程度だったけど。」
なにやらその言葉に考え込み始めたけれど、すぐにこちらを向き、
「ボンゴレファミリーに入れたことは誇るべきことだよ。
よくできたね、さすが私の孫。」
その言葉が嬉しくて、思わずはにかんだ。
一通り片付けを終えれば、修行の時間だ。
「さて…まず頬を切られる失敗をしたのは何故か、考えて。」
トレーニングルームへの移動の道中でそんなことを聞かれる。
「油断してたから、かな。」
「油断大敵よ。これからは気をつけなさい。」
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シキ(プロフ) - LNeさん» うんうん!ほんとほんと愛されてるよねぇ~(≧∇≦*)。゚(゚´ω`゚)゚。 (2018年3月21日 22時) (レス) id: 39df0bc08c (このIDを非表示/違反報告)
LNe(プロフ) - シキさん» わわわ、嬉しいです……!何年経っても愛されている素敵な作品ですよね! (2018年3月21日 19時) (レス) id: fbf0d21ea1 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - LNeさん» 続きも今見てるんですけどもうーやばいですね!リボーン大好きなので!この話バリバリオススメしたいです!知り合いに(*´ω`*) (2018年3月21日 18時) (レス) id: 39df0bc08c (このIDを非表示/違反報告)
LNe(プロフ) - シキさん» コメントありがとうございます...!そう言ってもらえると励みになりますね〜!これからも応援の程よろしくお願いします! (2018年3月21日 18時) (レス) id: fbf0d21ea1 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - バリバリいい作品ですね!頑張ってください! (2018年3月21日 18時) (レス) id: 39df0bc08c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LNe | 作成日時:2018年1月13日 15時