【進撃の巨人】人殺しの兵士 Ⅱ (ページ2)

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Episode.42 ドット・ピクシスページ2

視界の悪い煙の中でアルミンと私は

対立する意思がないことを証明するため

立体機動装置を取り外した。

貴｢アルミン、私たちならいける｣

アル｢うん！僕達なら！｣

そして私たちは煙を抜けて

銃を私たちに向ける駐屯兵団の前で手を挙げた。

バケモノめ！などという罵りを受けながらも

アルミンが口を開く

アル｢彼は人類の敵ではありません！私たちは、知り得た全ての情報を開示する意思があります！｣

しかし駐屯兵団の頭のお堅い奴らには届かない。

化け物でないと言うのならその証拠を出せ、と彼らは言う。

貴｢これだから頭の堅い大人は嫌いなんだよ｣

アル｢Aっ？！｣

貴｢証拠はありません、必要ありません。私は彼が巨人化してほかの巨人と戦っているところを見ました。隣にいるアルミンも見ました。そしてこの事実は大勢の者がそれぞれ自身の目で見ていました。｣

駐屯兵｢証拠が必要ない、だと？！｣

貴｢はい、そちらにいるあなた方も見たのでは無いですか？彼が巨人と戦う姿を。これを見た上でまだ彼が人類の敵だと？もう一度言います。証拠は必要ありません。あなた方の目に映ったはずです。｣

周りの駐屯兵は刀を下ろしていった。

しかし

駐屯兵｢迎撃体制を取れ！！｣

リーダーらしいこのバカには伝わらなかった。

考えることを放棄しているからだ。

貴｢そっちがその気なら、こっちは殺られる前に殺りますが、、よろしいですね？｣

そう言うとアルミンは大きく敬礼をし

再び口を開いた

アル｢私は永遠に！人類復興の為なら心臓を捧げると誓った兵士！その信念に従った末に命が果てるのなら本望！！！！彼の持つ巨人の力と人類の力が組み合わさればこの街の奪還も不可能ではありません！！人類の栄光のために彼の戦術価値は研ぎます！！！｣

立派な演説をしてくれた。

こっちが感動して泣きそう。

しかし駐屯兵のクソジジイは

右手を挙げた

貴｢くそっ！｣

？｢もうよさんか。｣

駐屯兵｢ピクシス司令？！｣

ピク｢お前にはあの者の見事な敬礼が見えんのか。｣

ピクシス司令とやらの登場により

駐屯兵は落ち着いたようだ。

アルミンを膝をつき安堵な表情を浮かべている

その後私たちはピクシス司令と共に壁上へ向かった。

_________次回｢Episode.43 やるかやらぬか｣