(ヒプマイ) もしもの ヒプマイカレシ 7

片思いしていた彼女が「どれだけ好きな人が出来ても付き合う・結婚はしない」と話していたら ページ17

うっかり聞いてしまった彼女に片思い中の彼

一郎

「なら、俺と付き合ってもいいと思って貰えるように努力する。」

付き合うことや結婚と言う関係だけが一緒にいる手段ではいけれど、彼は彼女と家族になりたいと思っている。どれだけ時間がかかってもいい。
一郎「諦めないことを許してくれ。」

二郎

「え、あ、そっか・・・。」

遠回しに好きな人はいないと告げられている気分になる。一瞬落ち込むが、すぐに「でも、今好きな人がいないということは自分にチャンスがあるということだ。」とプラス思考。

三郎

「まぁ、結婚や交際をするという以外にも一緒にいる手段はありますからね。」

大人な考えではあるが口だけ。本当は恋人になってキスやハグをしたい。名前のついた関係にはまだならなくてもいい。
三郎「・・僕が触れることを許してくれますか？」

左馬刻

「なら俺のもんになれ。」

恋人にも夫婦にもならない。だったら自分の女になればいい。だいぶ暴論。明確な関係を持つことが怖いならば克服すればいい。そのための手伝いならばいくらでも。

銃兎

「・・・確かに恋人や夫婦は失うものが大きいですからね。」

明確な関係になってしまうと、失った時に傷が深い。彼自身も誰かと深い関係になることを恐れているふしがあるため、彼女の気持ちはよく分かる。
銃兎「・・・こんなに愛してるのにな・・・。怖くてたまらない・・・。」

理鶯

「ならば傍にいよう。」

どれほど長い時間がかかっても良い。彼女が心から自分と結婚をしたいと思ってくれるまで何年でも待つ覚悟を持っている。彼の気はとても長い。

続き→←続き

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す