(ヒプマイ) もしもの ヒプマイカレシ 2

もしもキスが長くて苦しくなったあなたが彼の髪を軽く引っ張ったら リメイク済 ページ7

一郎「もっとしてやるからな。」

苦しげに肩で息をする彼女のことに対しては申し訳ないと思う反面、まるでドラマのような合図の仕方に胸がときめく。腕の中で顔を赤くしている彼女に対しての「愛おしい」が止まらずに何度でもキスしたい。息を整える時間を与えたならばもう次は自分の時間。

二郎「ごめん、苦しかった？」

謝罪の言葉と共に唇を離す。苦しそうにする彼女に触れて良いのか分からずに腕は空を切る。持久走の後のような息遣いにどれだけの負担を彼女に与えているのかを目に見える形で知る。けれど、彼女が息を吸ったのを見るとまたキスをする。がっつくのはかっこ悪いと思うけれど、大好きだからキスしたい。

三郎「早く息を整えて、続きしよ？」

本当は彼女が自分とのキスのしすぎで上手く息が出来ずに苦しがっていることには気がついているけれど、自分の欲には勝てないので彼女の気持ちは見て見ぬふりをする。この後、理性が消えたことに対して落ち込む。大切にしたいという気持ちと同じくらい、彼女を深く感じたいという欲が溢れて止まらない。

左馬刻「もっと満足させてやる。」

自分のキスのテクニックには絶対的な自信があるため、彼女が自分とのキスを嫌がって髪を引っ張っている訳では無いと判断し彼女に優しく息を吸い方を教える。彼女が肩の力を抜いたと目視で判断できるほどになったら、ゆっくりとキスの続きをする。苦しくなるほどにキスが深くなる。

銃兎「ガキはすぐ苦しくなるな。」

キスになれていない彼女のことを内心は「可愛らしいな。」とは思いつつも態度には出さずにからかう。何処で髪を引っ張るなんてオネダリの仕方を覚えてきたのか。自分以外に隙を見せているのではないか。と頭を抱えるも目の前の愛らしい生き物を堪能することに集中する。彼と付き合う時間が長くなるほどに、彼女のキスも上手くなる

理鶯「すまない。大人げなかったな。」

大人気ないと言えるほど盲目的に彼女のことを愛している。恋人がお互いを求め合うことは当然のことなため、謝罪はするけれど反省はしてない。反省をするようなことでもないだろう。と終始笑顔をうかべる。「彼女が自分を求めていてくれる。」 自分たちの気持ちが繋がっていることを確認したい。

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