(ヒプマイ) もしもの ヒプマイカレシ 2

もしも声の出ないあなたが、こっそり彼の名前を呼ぶ練習をしていたら ページ3

そんなとこを彼に見られたよ。

一郎

「やっぱりお前の声可愛いな。」

初めて聞いたあなたの声は自分が想像していた何倍も素敵だった。しかも初めて聞いた言葉は自分の名前。これ以上の幸せがあるでしょうか。

二郎

「あれ？なんか涙・・・。」

あなたが声を出せたことを、あなたよりも喜び涙を流す。自分の好きな人は、顔も性格も声も全てが可愛い人なんだ。

三郎

「そんなに僕のこと呼びたかったんですか・・・。」

自分が思っているよりも何倍もあなたに愛されていたということを思い知る。こんなひねくれた自分を愛してくれてありがとう。

左馬刻

「ん、A。」

あなたのことを苦しいくらいに抱きしめて、愛の言葉を囁く。あなたが苦しそうにしても、なかなかやめない。

銃兎

「初めてこの名前で良かったと・・・。」

別に名前に特別な感情はなかったけれど、あなたが頑張って呼んでくれたから、今日からこの名前は宝物。

理鶯

「ありがとう。愛している。」

あなたよりも声が出せたことを喜んでくれる。けれど、彼は、たとえ声にしなくてもちゃんとあなたの気持ちをわかってくれている。

続き→←続き

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す