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―亜嵐side―
amuさんからAの事を聞いて一日が経ち
メッセージで[病室へ移動しました〇〇〇号室です]との文が送られてきていた
今日はoffでトレーニングしている時だった
キリのいいところで引き上げそのメッセージを見て、Aの所へ行きたくて急いでシャワーを浴び着替えて病院へ直行した
Aに会える！そう思うだけで胸が張り裂けそうだった
病室入ったらまずなんて言おうかなとか
どんな顔で入ればいい？とか
驚かせてやろうとかそんな事ばかり考えていたらあっという間に着いていた
病院の中へ入り病棟まで移動しAの病室を探す
[寺藤A様]
| 〇〇〇号室 |
亜｢ここだな｣
ドアを開けると…
眠っているはずのAが…
ベットの上半身の高さを上げ起きていた
Aは俺に気づいたのか
"えっ！なんで居るの！"って
すっごい酷い顔してるｗ
亜｢起きてて体大丈夫なの？｣
『うん…大丈夫だけど…なんで亜嵐が居るの？』
亜｢居ちゃ悪いかよ｣
『いや、そうじゃなくて…』
亜｢なんで知ってるかって？｣
Aは静かに首だけを縦にコクっとさせた
亜｢それは…｣
『もしかして…amuさんとかニコ？』
なんで分かんだよ
『図星でしょ』
俺そんなに顔に出てるかな？
亜｢amuさん…｣
『やっぱりか…』
亜｢なぁ、A？｣
『ん？』
亜｢amuさんから初めて聞いたんだ全部昨日…｣
『…』
Aは俯いたまま無言でいた
亜｢正直驚いた…毎日あんなに明るくて元気な笑顔を見せていたAからは想像出来ないくらい辛い現実で俺は彼氏のクセに何にも気づいてやれなかった…ほんとにごめん…｣
そう謝る俺の言葉に反応したのか
やっと顔を上げ言葉を発する
『なんで亜嵐が謝るの？亜嵐は何も悪くないよ？悪いのは大事な事を亜嵐にメンバー皆に言わなかった私の方だよ…』
亜｢謝らなくたっていい…だから、俺達の傍にずっと居てくれるだけでいいから！
俺の隣に居てくれるだけでいいから…
離れないでくれ…｣
彼女の前で泣くなんて…
どんだけ恥ずかしい男なんだって自分に呆れるが今はそんな事言ってる場合じゃない
Aの小さな手が俺の頭に乗り
『ほんとにごめ…ん…それと…ありがとう』
頭に乗っていた手は俺の手を包む形で握られた
『亜嵐…私ほんとに幸せ者だね
こんなにも優しくてカッコイイ彼氏が居て』
俺の事をそんなふうに思ってくれるのはAだけかもな…
亜｢俺も幸せだよ、こんなにも可愛くて優しい彼女が居て｣
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Lua(プロフ) - 胡桃さん» ありがとうございます！そう言って頂けると凄く勇気貰えます！ありがとうございます！ (2018年9月5日 23時) (
レス) id: 3062bd8fc0 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - 毎日楽しみにしてます！頑張ってください！！！ (2018年9月5日 0時) (レス) id: 018c01f67f (このIDを非表示/違反報告)
Lua(プロフ) - えりなさん» ありがとうございます！頑張って更新していきます！楽しみにしていてくれたら幸いです！ (2018年9月3日 9時) (レス) id: 3062bd8fc0 (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - 続きが気になる次の更新待ってます (2018年9月3日 7時) (レス) id: dd51dfad5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lua | 作成日時：2018年8月30日 20時
