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―あぐり―

今日から復帰するA！
久しぶりに一緒に仕事できる！

今はいち早くがくやにいます！
いつAが来てもいいようにね…って、あれ？

私は何故か不安が募る
いつもならもう来てもいい時間なのに…

あっ！そうだ！Aそういえば記憶が…
ここの場所分かるかな

急いで私はAに電話した

pururu…

サンコール目にやっと出てくれた

あ｢もしもし？A？｣

『もしもし、あぐり？』

あ｢そう！あぐりだよ！｣

『どうしたの？』

あ｢今何処にいる？｣

ガチャ

『ここに居るよ！』

あ｢A!!｣

ギュッ

『あわっ、どうしたの？あぐり』

あ｢Aが無事ここまで来れるか不安でさ｣

『なぁんだ、そんな事か！
私がこの仕事に着いた頃ここの場所メモで取っておいたから大丈夫だった！
来るまでに時間はかかっちゃったけどねｗ』

あ｢そっか！良かった
どこかで迷子になってないかなって心配してたんだ｣

『ありがとう
でも、かの通り来ました！』

あ｢よし！じゃ、始めますか！｣

『何を？』

あ｢メンバーが来るまで勉強しよっか！｣

『勉強嫌いー』

あ｢まぁ、勉強って言ってもメンバーのね？｣

『メンバーの…って、え？』

あ｢だって、メンバーの名前とかさ呼び方とか｣

『名前は何となく覚えてるよ？』

あ｢ほんとに？｣

『うん』

あ｢じゃー、テストするよ？いい？｣

『望むところです！』

写真を1枚Aの前に差し出し

あ｢左から順にお答えください｣

『小森隼くん白濱亜嵐くん数原龍友くん
中務裕太くん片寄涼太くん佐野玲於くん
関口メンディーくん』

あ｢名前は覚えてたのね
よし、じゃAが記憶なくなる前の呼び方とかは覚えてないでしょ？｣

『変な呼び方でもしてた？』

あ｢全然！普通に名前の呼び捨てだったよ？｣

『普通に？』

あ｢うん、例えば…亜嵐！とかね｣

『そうなの！？恥ずかしい…
てか、申し訳ない…』

あ｢心配はしなくていいよ？
半強制的にそうさせられてAが慣れて言っただけだから気にすることはない
だから、呼び捨てにしてないとバレるよ？｣

『呼び捨てはキツいって…』

あ｢バレてもいいの？｣

『それは…』

あ｢脅してるみたいになってるけど
前みたいに慣れれば楽になるからさ｣

『少しの辛抱って事？』

あ｢そう！その通り！｣

『あぐりは？』

あ｢私はもちろん！君付け！｣

『そのもちろんっていったの？』

あ｢付けてみただけｗ｣