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―あぐり―

Aが私達の事を思い出してくれたみたい

良かった

実はちょっと不安だったから…
プチパニックにでもなったらどうしようとかね…

ニコのおかげで思い出してくれた
あの思い出し方はAらしいなって思った
(確かにby:a、二)

あ「でも、思い出してくれて良かった!」

ニ「心配してたんだらね?」

a「ひとまず安心だけど…」

『ちょっと質問いい?
私を助けてくれたのは2人って聞いたんだけど…』

a「私とニコで運んだの、
あぐりは付き添いです!」

あ「付き添いです!」

『amuさんもニコもありがとうね
2人がいなかったら今頃どうなってたことか』

ニ「あっ、欲しいものとかある?」

『今は特にはないかな』

a「Aってさ外に出れない?」

『多分大丈夫だとは思うけど
1回お父さんに聞いてみやきゃ分かんないかも』

父「僕がなんだって?」
(タイミング良すぎ!by:一同)

『何でいるの?』

父「いや、ここの医者だからここに居ても不自然ではないだろ?」

『そういうこと聞いてんじゃなくて、
何ですぐ来たの?』

父「たまたまだよ!たまたま」

『ずっと話聞いてた?』

父「まさか!ほんとについさっきにだな通りかかったから寄ろうと思っただけでだな…」

あ「言い訳が必死だね…」(ボソッ)

ニ「頑張ってるのちょっと可愛いかも」(ボソッ)

a「A、いい加減にそこら辺でやめて、
聞きたいことがあるんでしょ?」

『そうだった』

父「なんだ?」

『あのね、お父さん私amuさん達の事思い出せたの!』

父「それは、良かったな」

『そでね、気分転換に外行きたいなって…
ダメかな?』

父「全然いいぞ!むしろ外に出て外の空気を吸えばまた何かに気づくかもしれないしな!あっ、それか退院してもいいぞ?体もそこまで異変はないし特に大きな問題もないしな」

『ほんとに?いいの?』

父「嘘を言ってどうする」

『じゃ、仕事は?』

父「仕事は自分の体と相談しながらやること
決して無理しないこと!わかったな?」

あ「仕事のことなら私達に任せてください!
絶対無理させたりしないので!」

父「頼もしいな、頼んだよ?
Aはほんとに人の意見を聞かずに自分を突き通そうとするへそ曲がりだから大変かもしれないが…」

a「全部知ってますよ?
結構私達Aの扱い手馴れた来たので」

『なっ、…否定出来ない…』

父「ハハハ、そうか」

『そんな笑わなくていいじゃん』

父「ごめん、ごめん
じゃ、退院の手続きやるぞ」

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作者名:Lua | 作成日時:2018年8月6日 21時

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