The remaining time～5～ (ページ49)

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青空に浮かぶ白い雲を何かモノに例えては写真に収めていたら

"ほんとに子供だな"ってマネさんから
余計なお世話じゃボケ！ってなｗ

もしかしたら、これが最初で最後の空かもって思ったら誰でもこうなっちゃうよ？

悲しい事は考えないようにしてたけど青く澄んだ空が海の次に好きだ

両手を広げ大きく深呼吸して浸っていると

亜｢空気気持ちいいね｣

『だね！』

ス｢Eveさん到着しました！｣

そう聞いた途端現実へ…

『よし、じゃメイクするか！』

亜｢よろしく頼んだ！｣

『あいよ！』

山小屋？みたいな所で衣装とかを準備していた
[コテージなby:マネ]

白濱亜嵐様と書かれた部屋へ入り
早速ヘアメイクをパッパって済ませ
衣装に着替えた亜嵐くん

ありゃりゃ、かっこよすぎる…///
あまりにもカッコよくしすぎたかな？
でも、famの人達だってカッコいい亜嵐くんを見たいからいいっか！[いい心がえじゃんby:マネ]

私達は現場へ向かう

そしたらEveさんも反対側から向かう所だった
こっちに気づいて会釈をして軽く睨みつけられて、亜嵐くんの方へ駆け寄るEveさん

E｢亜嵐！今日もよろしくね！｣

亜｢あぁ…｣

そのまま2人の背中を見送って私はスタッフさんの方へと向かう

カ｢今日もよろしくお願いします！｣

A・亜・マ・ス・E
『｢｢｢｢よろしくお願いします｣｣｣｣』

撮影が始まった

海とは違ってちょっと大人しめな感じで
自然な表情を撮りたいのかな？

撮影は順調に進みあっという間に夕方になってしまっていた夕焼け色に空を1色に染め
2人の姿がカメラやこっちから見ると黒くシルエットで見えていたこの時カメラマンから衝撃的な一言が放たれた

カ｢キスしてるかのように見せて!｣

『えっ…』

女｢マジ！？｣(ﾎﾞｿｯ) 女｢撮影だよね？｣
女｢フリでしょ？｣女｢実際ほんとにしちゃったりして｣って周りの女性スタッフさんが口々に言っているがそんなの耳に入ってこない

あの時の言葉を信じてるから

2人向かい合ってシルエットが静かに重なり合う

私は思い切り目を閉じた

カ｢はい！いいね！最高だったよ！｣

亜・E｢ありがとうございました｣

2人はこちらに戻ってきたがEveさんは何か浮かない顔をして今にも泣きそうなくらい瞳に涙を溜めていてそそくさと楽屋の方へ走り出して行った

『亜嵐、お疲れ様』

亜｢お疲れ｣

私達も楽屋へ戻った

部屋へ入ると

亜｢ちゃんと伝えた｣

『えっ？』

亜｢Eveにちゃんと俺の気持ちを話した｣