検索窓
今日:6 hit、昨日:2 hit、合計:77,423 hit

27話-実弥side- ページ27

青白い顔色に弱い呼吸。そして、微弱な脈
こんなに弱々しいヒナタの姿を見たのは初めてだった

実「…容態は?」
し「…内臓損傷に大量出血、非常に危ない状態です。止血とできる限り縫合はしましたが、まだ傷口が塞がっていません。今も生きていること自体が不思議な程です」

報告によると、ヒナタは煉獄の任務先である無限列車に乗っており、下弦の壱と上弦の参に遭遇。下弦の壱は煉獄たちが倒したものの、上弦の参が突如現れ煉獄と戦闘開始。そこでヒナタが煉獄を庇い、負傷したという

実「ヒナタ…目ェ開けろォ…。お前は俺の専属医だろ…。誰が…俺の怪我治すんだよ…
俺は今も、これからも…怪我しても蝶屋敷に来る気はねえぞ…っ」

ヒナタは俺にとって、妹のような存在だと思っていた。だから、カナエに化粧を習ったという話を聞いた時、寂しく、モヤモヤした気持ちになったのだと
でも、違った。俺は、他の一般隊士とは違い面と向かって己の意見をぶつけ、鬼に対しても慈しみの心を持つヒナタに惹かれていたんだ

28話-カナヲside-→←26話-しのぶside-



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
152人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ホタル | 作成日時:2020年1月31日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。