♡ ページ44
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目が覚めた時には、病室にいた。
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覚えてる
思い、出したんだ
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体が震える。
布団に潜って落ち着こうとする
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髪の毛から涼介くんの匂いがする
余計に苦しい
「 入りますね〜、え、Aさん？ 」
誰かが入ってきて
布団を捲られたと同時に吐いてしまった。
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「 大丈夫ですか！？ 」
そう言って私の背中をさする
『 やめ、触らないでｯ 』
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消えたい
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誰も知らないところに行きたい
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ナースさんが布団などを変えてくれた。
落ち着くまでただ横に座ってもくれた。
でも、
ごめんなさい
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誰かが持ってきてくれていた私の荷物
服もジーパンと白のTシャツ、パーカー
そして、涼介くんがくれたネックレス
丁寧に置いてあった。
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服を着替えて、財布だけ持って私は病院から抜け出した
私にはあのネックレス、もう付けられない。
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行く宛てなんてない、
どこ行こう。
�� 気分転換 ��
そう言って海に連れていってくれた
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それを思い出して、あの海まで電車を乗り継いで向かった。
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着いた時には夕方になっていた
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海の近くは肌寒い。
パーカー着てきてよかった。
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涼介くんが私を抱きしめてくれた所を座って
じっと眺めてた。
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時間、戻らないかな。
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辛い
このまま、海に入ってしまおうか
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涼介くんをすきになれて良かった
好きって言われて、嬉しかった
優しい、涼介くんが大好きだった
幸せな時間、ありがとう
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私はゆっくり海の方に歩き出した
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「 ちょっと、あなた大丈夫？ 」
そう声をかけてくれる女性。
母ぐらいの方。
『 、大丈夫です、見てただけです。
可愛いワンちゃんですね。 』
「 そう、なら良かった。ありがとう、
そろそろ暗くなるから早く帰りなさいね 」
『 はい 』
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おふとん。(プロフ) - あきなさん» かしこまりました(*´艸`)♡嬉しいコメントありがとうございます(⚲□⚲)♡！！ぜひ最後まで見てみてください⋆⸜♡⸝⋆ (2023年1月9日 18時) (
レス) id: ac1aa79b79 (このIDを非表示/違反報告)
あきな(プロフ) - 悪者には最後、罰当たってほしい笑こっちまでがひやひやする！更新は無理せずマイペースでしてください〜 (2023年1月9日 17時) (レス) @page12 id: aec1c9e23c (このIDを非表示/違反報告)
おふとん。(プロフ) - m_626mさん» 嬉しすぎます(⚲□⚲)♡！！ぜひ最後まで見て見てくださいね！コメントありがとうございます！ (2023年1月9日 13時) (レス) id: ac1aa79b79 (このIDを非表示/違反報告)
m_626m(プロフ) - 思わず泣いてしまいました( ᐪ꒳ᐪ )続きが気になります！ (2023年1月9日 10時) (レス) @page8 id: c70140ee72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おふとん。 | 作成日時：2023年1月9日 0時
