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Aが急に振り返って俺に抱きついてきた。
” っ！ ”
『 ごめん・・・でもっ・・・でも今だけ・・・っ・・・今だけでいいから・・・・
このままでいさせてっ・・・ 』
そんなこと言うなよ。
” 今だけ・・・ ”
” いつでもいいんだよ。ずっと・・・ずっと ”
離したくない誰にも触れて欲しくない。
『 ありがとっ・・・・で、でもね・・・さよならするから、大丈夫だから、だかｒんっ 』
自分でも何してるのかわからなかった
Aは光くんのことが好きなのに。
” っ！ご、ごめん！！ ”
「 あ！こんなとこにいたのかよ〜！！ 」
光くん・・・
” 今のことは、、、忘れて・・・俺は応援してるから・・・行っておいで ”
背中を押した。
行って欲しくなんかない。
触れんなよ。俺にくっつけよ。
「 おい、どうした。山田お前・・・ 」
『 違うの嫌なこと思い出しちゃってここで少し落ち着こうってしてたけど・・・
光の顔見たら笑えてきちゃった！！帰ってアイス食べよう！！ 』
「 山田。ちょっと先帰ってって。 」
” ん・・・ ”
見たくもなかった。
すぐに離して俺が抱きしめたかった。
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作者名：おふとん。 | 作成日時：2020年6月10日 16時
