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ｶﾞﾁｬ...
乱数「やっほ〜☆」
三郎「飴村乱数！？」
乱数「そだよ♪」
三郎は動揺していた。
それもそっか、兄は有名なMCだし。
三郎「な、なんでお前がここに...！」
乱数「あれぇ？言ってなかったっけ？
ボクの妹、Aって名前なんだ〜☆」
三郎「Aが飴村乱数の妹！？」
三郎の声に一郎と二郎が反応する。
2人は顔を見合わせてから玄関の方へ向かっていった。
でも、三郎...兄のことを"おまえ"だなんて...
会ったことでもあるのかな？
乱数「あ、さっきぶりだねイチロー♪」
一郎「そうだな。
乱数、三郎のこといじめんなよ」
乱数「あはっ、イジメてなんかないよ？
それよりボクの妹はどこかなぁ？」
『に、にぃにっ！』
一郎は、他人が弟たちに嫌な突っかかり方をすると怒りそうなくらい弟たち想いだ。
それは一緒に過ごしていたあの短時間でもすぐに分かる。
兄が三郎をいじめた(？)せいで一郎と喧嘩されたら困る。
私は兄の元へ駆け寄って、抱きしめた。
乱数「んっ、A？」
『にぃに...逢いたかった！』
三郎「...本当に、きょう、だい...」
乱数「あったりまえでしょ？
ほら、これが証明〜っ☆」
兄が私のフードを取る。
毎度毎度取られるこっちの身になってほしいと心のどこかで呟く。
振り返って後ろのみんなを見ると、私の髪と目の色に驚いていた。
髪型一緒にしたら、身長と声が違うだけでほぼ同じだもんね。
『にぃに、フード勝手に取らないでっ』
乱数「あはは、ごめんごめん〜☆」
二郎「マジで似てんな...」
三郎「あぁ、それも双子でも可笑しくないくらいな」
二郎と三郎は私と兄を見て似ているという。
当然っちゃ当然だよ。
だって、"血を分けた兄妹"なんだから。
一郎も二郎も三郎も同じでしょ？
黒髪でオッドアイ...
あ、でも全員片目が緑色で他は色違う...！(今更)
乱数「楽しかった？」
『あ...うん、いっぱい遊んでもらった！』
乱数「それはよかったねっ♪
イチローと弟くんたちも、今日はありがと☆」
一郎「俺も楽しかったから礼は要らねぇよ
また、いつでも来いよな」
『またくる！』
乱数「じゃあね〜ばいび〜☆」
兄と手を繋いでシブヤの家へと帰った。
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はる猫Blood(プロフ) - 由美子さん» コメントありがとうございます！そう言って頂いて嬉しい限りです！ (2021年3月11日 16時) (
レス) id: 29336fe771 (このIDを非表示/違反報告)
由美子 - 可愛すぎて尊い！ 私もこの妹の立場にいたらどんなに幸せなんだろ (2021年3月11日 15時) (レス) id: 6fa9dce11e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる猫Blood | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RcKHYu2S7c1/
作成日時：2019年2月24日 17時
