《43》 ページ45
乱数side
中王区の前
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相変わらず、でかい壁だな...
さっき幻太郎とギクシャクしそうだったし、
俺が消される可能性がある。
...少し遊んでやるか
乱数「...ははっ、すっご〜い!たっかーい壁!
中王区の外壁って、いつ見てもすっごいな〜☆」
幻太郎「乱数、もっと某の周りをウロチョロしてください
貴方が楽しそうにしているのを見ると、非常に心が踊りますから」
帝統「おい幻太郎!!
余計なこと言ってんじゃねぇよ!!
更にウザくなんだろうが!!!」
乱数「えへっ、じゃあもっと走り回ってあげるね☆
ギュイィィィイン!」
どうせ、幻太郎のあれは嘘だが...
今は帝統で遊ぶのが楽しい。
今は幻太郎の嘘に乗ってやるか
乱数「...あはっ、どうかなどうかな?」
幻太郎はまた帝統で遊ぶ。
帝統の周りを駆け回ってとかなんとか。
駆け回ると帝統は頑張って俺を捕まえようとする。
なかなか捕まらなくて、必死になっていた帝統が面白い。
すると突然、幻太郎が帝統を呼んでどこかへやった。
幻太郎「乱数、ちょっと聞きたいことが...」
"聞きたいこと"ねぇ
俺の本質を見抜こうとして、何の得があるんだ?
適当にあしらえばそれでいいだろう。
乱数「なんでも聞いてよ♪
でも...その聞きたいことって言うのは、さっきみたいなつまらない話かなぁ?
もしそうならボクそういうのきら〜い!」
そう言うと、幻太郎は諦めたような顔をした。
揉める気ないと幻太郎は言う。
勿論、俺にもない。
互いに隠し事しているからそれは仕方ない事だとお前もわかってるはずだろ?
何はともあれ、好感度ってやつを少しは上げるか。
乱数「幻太郎好き〜!」
幻太郎「はいはい、それは僥倖」
俺は幻太郎を抱きしめた。
幻太郎は俺の頭を軽く撫でる。
すると、帝統がどこかから戻ってきた。
帝統「幻太郎!!
花札なんて無ェじゃねぇか!!!」
幻太郎「まぁ嘘だけどね?」
帝統「てんめぇ...!!!!」
2人は2人で言い争ってる。
周りに面白いものはないか探してみる、最初に目に入ったのはイケブクロの一郎だった。
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はる猫Blood(プロフ) - 由美子さん» コメントありがとうございます!そう言って頂いて嬉しい限りです! (2021年3月11日 16時) (レス) id: 29336fe771 (このIDを非表示/違反報告)
由美子 - 可愛すぎて尊い! 私もこの妹の立場にいたらどんなに幸せなんだろ (2021年3月11日 15時) (レス) id: 6fa9dce11e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる猫Blood | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RcKHYu2S7c1/
作成日時:2019年2月24日 17時