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《34》 ページ36

数日後。









乱数「...中王区、か...」



『どうしたの?』



乱数「ん〜...中王区でディビジョンラップバトルが開催されるんだってさ」



『ディビジョンラップバトル...シブヤ代表はにぃにたち?』



乱数「もちのろんろん☆

まぁ予選はあるけど...ボクたちポッセなら負けないよん♪」









元TDDのメンバーでもある私の兄。


予選であたる人は可哀想だけど、絶対兄のチームが勝つと思う。


いや、断言出来る。









『予選っていつ?』



乱数「予選なら2日前に始まってるよ?

ディビジョンバトルは1ヶ月後だってさ」



『予選中!?』



乱数「あれ?言ってなかったっけ」



『初耳...応援、行きたかった...』



乱数「!...じゃあ、今度からバトル見に来てよ!

Aがいれば、ボクもっともーっとやる気出しちゃうぞー☆」



『や、やる気...相手は殺しちゃダメだからね』



乱数「大丈夫だよ、殺し"は"しないから」









手前まではやるつもりなのかな。


まぁどっちでもいいや


兄の勇姿を見られるなら何でもいい...









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一週間後

ディビジョンラップバトル予選準決勝

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『相変わらず人がすごい...』








ステージに群がるように人...特に女性が多くいた。


準決勝なだけあって、この前よりも増えている気がする。







「乱数ちゃーん!バトル頑張ってね〜!!」

「夢野先生今日も素敵...が、頑張ってください!!」

「帝統、近くに新しい賭場が出来たらしいよ!勝ったら案内してあげるね!」







FlingPosseを応援する女性たちの声で会場は盛り上がっている。


相手のチームを応援する声は殆ど聞こえてはこなかった。








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「WINNER!FlingPosse!」









相手はボロボロ、兄たちは全くの無傷。



兄が女性たちにファンサービスをする。









乱数「みんなー、今日も応援してくれてありがとね♪

次は決勝戦だけど、オネーさんたちがまた応援してくれるならボクたち頑張っちゃうぞー☆」





「絶対応援する!乱数ちゃん可愛いー!」


「夢野先生こっち向いてー!」


「帝統かっこよかったよ!!」








ファンも各応援しているメンバーに対して、声を上げていた。

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はる猫Blood(プロフ) - 由美子さん» コメントありがとうございます!そう言って頂いて嬉しい限りです! (2021年3月11日 16時) (レス) id: 29336fe771 (このIDを非表示/違反報告)
由美子 - 可愛すぎて尊い! 私もこの妹の立場にいたらどんなに幸せなんだろ (2021年3月11日 15時) (レス) id: 6fa9dce11e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる猫Blood | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RcKHYu2S7c1/  
作成日時:2019年2月24日 17時

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