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数日後。
乱数「...中王区、か...」
『どうしたの?』
乱数「ん〜...中王区でディビジョンラップバトルが開催されるんだってさ」
『ディビジョンラップバトル...シブヤ代表はにぃにたち?』
乱数「もちのろんろん☆
まぁ予選はあるけど...ボクたちポッセなら負けないよん♪」
元TDDのメンバーでもある私の兄。
予選であたる人は可哀想だけど、絶対兄のチームが勝つと思う。
いや、断言出来る。
『予選っていつ?』
乱数「予選なら2日前に始まってるよ?
ディビジョンバトルは1ヶ月後だってさ」
『予選中!?』
乱数「あれ?言ってなかったっけ」
『初耳...応援、行きたかった...』
乱数「!...じゃあ、今度からバトル見に来てよ!
Aがいれば、ボクもっともーっとやる気出しちゃうぞー☆」
『や、やる気...相手は殺しちゃダメだからね』
乱数「大丈夫だよ、殺し"は"しないから」
手前まではやるつもりなのかな。
まぁどっちでもいいや
兄の勇姿を見られるなら何でもいい...
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一週間後
ディビジョンラップバトル予選準決勝
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『相変わらず人がすごい...』
ステージに群がるように人...特に女性が多くいた。
準決勝なだけあって、この前よりも増えている気がする。
「乱数ちゃーん!バトル頑張ってね〜!!」
「夢野先生今日も素敵...が、頑張ってください!!」
「帝統、近くに新しい賭場が出来たらしいよ!勝ったら案内してあげるね!」
FlingPosseを応援する女性たちの声で会場は盛り上がっている。
相手のチームを応援する声は殆ど聞こえてはこなかった。
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「WINNER!FlingPosse!」
相手はボロボロ、兄たちは全くの無傷。
兄が女性たちにファンサービスをする。
乱数「みんなー、今日も応援してくれてありがとね♪
次は決勝戦だけど、オネーさんたちがまた応援してくれるならボクたち頑張っちゃうぞー☆」
「絶対応援する!乱数ちゃん可愛いー!」
「夢野先生こっち向いてー!」
「帝統かっこよかったよ!!」
ファンも各応援しているメンバーに対して、声を上げていた。
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はる猫Blood(プロフ) - 由美子さん» コメントありがとうございます!そう言って頂いて嬉しい限りです! (2021年3月11日 16時) (レス) id: 29336fe771 (このIDを非表示/違反報告)
由美子 - 可愛すぎて尊い! 私もこの妹の立場にいたらどんなに幸せなんだろ (2021年3月11日 15時) (レス) id: 6fa9dce11e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる猫Blood | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RcKHYu2S7c1/
作成日時:2019年2月24日 17時