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？「悪ぃ、遅くなっちまった！」
幻太郎「帝統...もう少しマシな入り方は無かったのですか？」
帝統「いーだろ、そのくらい
？...そっちのちっこいのは？」
入ってきて早々に私に気づいた。
じーっと見られる。
青っぽい髪に、変な耳飾り、八重歯が特徴的で、猫みたいな人だなと思った。
乱数「この子はねっ、ボクの「わっちの娘でありんす」...」
帝統「は！？
げ、幻太郎に娘なんて居たのかよ！？」
幻太郎「ま、嘘ですけどね
乱数の妹らしいですよ」
帝統「また嘘かよ！
...って、乱数の妹！？
確かに似てるな」
この猫みたいな人は、嘘つきの人にいつも嘘つかれて遊ばれてるのかな。
少し可哀想。
乱数「A、初対面だし一応自己紹介できる？」
『...飴村、A...です...』
幻太郎「小生は夢野幻太郎です、そちらの五月蝿い人は────」
帝統「有栖川帝統だ、よろしくな！
おい、誰が五月蝿い人だよ誰がっ！」
夢野幻太郎さんと有栖川帝統さん。
よし、覚えた。
にしても、二人とも仲良いなぁ
乱数「このふたりはボクと一緒にFling Posseっていうラップのチームを組んでるんだ！
ボクの大事なポッセだよ☆」
『...ポッセ...』
乱数「Aのこと紹介したいから今日呼んだんだ〜！」
『わ、私のために！？』
忙しそうな人たちなのに、私のために？
い、いいのかな...
戸惑っていると、幻太郎という人が話かけてくる。
幻太郎「呼び方なのですが、Aって呼んでもいいですか？
飴村が2人もいて分かりずらいですし」
『！...うん！』
幻太郎「なら、小生のことも名前で呼んでくださいね」
『え...げ、げんたろー...？』
幻太郎「ｯｯ...！」
少し頬が赤い幻太郎に、何か間違ったことを言ってしまったのかと心配になる。
私は幻太郎の裾をクイクイと引っぱる。
幻太郎「...乱数、貴方の妹可愛すぎますよ...」
乱数「あったりまえでしょ〜
ボクの自慢の妹だよ？」
帝統「？
あ、俺も帝統で構わねぇからな！A！」
『えっと、だいす...でいいの？』
帝統「おう！」
幻太郎は、とりあえず大丈夫そうだった。
帝統まで名前で呼んでいいと言われたから、名前で呼ぶことにした。
兄の愉快な仲間は優しくて、面白い人たちがいっぱいだった。
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はる猫Blood(プロフ) - 由美子さん» コメントありがとうございます！そう言って頂いて嬉しい限りです！ (2021年3月11日 16時) (
レス) id: 29336fe771 (このIDを非表示/違反報告)
由美子 - 可愛すぎて尊い！ 私もこの妹の立場にいたらどんなに幸せなんだろ (2021年3月11日 15時) (レス) id: 6fa9dce11e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる猫Blood | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RcKHYu2S7c1/
作成日時：2019年2月24日 17時
