拾惨 ページ15
貴『安吾だ!』
安吾「!、Aも居ましたか」
貴『ナイス突っ込みだね!』
安吾「貴女も心の中でそう思ってたのでは?」
流石は安吾。判ってるね!
此のやり取りもう何回目だろう、前にも或ったんだよなぁ...
貴『安吾は何飲むの?』
安吾「今日は車ではないので普通に飲みます」
太宰「...あ、ねぇ安吾。君はどんな人とだったら心中したい?私はねぇ〜...綺麗で美人な人と心中したいかな」
何で一緒に死ぬ前提?普通に云えば良いのに...どんな人と結婚したい?ってさ...
突然こんな質問をしても困るだけかもしれないけどね。
安吾は何て答えるのかな?
安吾「...Aみたいな女性ですかね」
貴『ふぇ!?』
太宰「あげないよ!?」
安吾「目安的な意味ですよ!先程、太宰くんはどんな女性が良いかと聞いてきたでしょう!?
...Aの様な、綺麗で美人で可愛い処も魅力的な女性が良いと云っているだけですよ」
い、意外...突然私の名前を出すんだもの吃驚したよ...
それに、治があげないよって云ってくれたのも意外で吃驚した。
織田「俺も、Aだったら大歓迎だな」
貴『お、織田作も!?』
太宰「ちょっ、あげないって!Aは私のだからね!」
貴『...私は誰の物でもないよ。敢えて云うのなら龍と銀のものかな』
私は治に向かって、にこやかに云った。
それに引き換え、治はガックシしてる。心なしか、安吾と織田作が心の中で((太宰/太宰くんドンマイ))って聞こえるんだが?
まぁ、気のせいだ。
貴『...こう云う時間って平和だよね...何もなくて、比較的穏やかな時間...あ、こう云うのって"倖せ"って云うのかな?』
織田「あぁ、そうだな」
安吾「倖せ、ですか...まぁ、今はそうなのでしょうね」
太宰「ふふ、君の口からそんな言葉が出るなんてね...驚いたよ。
Aがそう感じたならさ..."また"飲もうよ。四人でさ」
"また"...その言葉は私を期待させてしまう。否、期待していいのかな...
"また"飲みたい!四人で!
─────────この時はそう、思ってた。
私が四人と飲むことは、無かった...否、出来なくなった。
何故かって?...私達、四人の中での一人が─────
─────────死んだから...
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はる猫Blood(プロフ) - ハニーさん» 早速治しました!コレからも頑張ります! (2018年9月19日 22時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - いえいえ、お役に立てたならば嬉しいです。これからも頑張って下さい。 (2018年9月19日 22時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫Blood(プロフ) - ハニーさん» 判りました!ありがとうございます! (2018年9月19日 22時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 身長が158でDカップ、それに対して体重が39キロは一寸軽過ぎると思います。せめて44キロはないと割り合わないと思います。 (2018年9月19日 22時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫Blood(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!! (2018年9月18日 16時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる猫Blood | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RcKHYu2S7c1/
作成日時:2018年9月16日 23時