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太宰「却説...今日はこのくらいにしておこうか」




芥川「ゴホッ...ありがとう、ございました...ゴホッゴホッ」








龍は...貧民街に居た時に肺を病んだ。流石の私の異能でも、多少しか抑えることが出来ない。




なんで...肺を病んだのが龍なんだろう。私だったらどんなに良かったことか...




あ、龍が怪我してる...全く、治も少しは手加減くらいすれば良かったのに...!









貴『...龍、おいで?今日も沢山怪我したね。治してあげる』




芥川「否、姉上の手を煩わせるわけにはいかn」




貴『何遠慮してるの?そう云うの嫌いだよ?


ほらっ!異能力【桜の園・癒し】』









私は無理矢理龍を抱きしめた。




先刻の治との話が関係してるのかな?家族だから遠慮は要らないのに...




寧ろ、もっと甘えても良いんだよ?








芥川「...っ、...っ」




貴『ん?泣いてるの?...ふふ、泣き虫だなぁ龍は...昔を思い出すよ』




太宰「全く...男が女に泣いて如何するのさ」




貴『あら?別に泣いても良いと思うよ?寧ろ、もっとも〜っと甘えて欲しいくらいだもの。


昔も今も...これからもずっとね』







私はギュッと龍を抱きしめた儘。治とは多少の会話を交えた。その間に龍は泣き止んだみたいだった。




落ち着いてきた龍を優しく離した。矢っ張り目が赤い。未だ未だ龍は子供なんだねって思った。







太宰「さっ、私はそろそろ行くとするよ」




貴『今日もありがとうね...あ、治...今日って行く?』




太宰「ん?...あぁ、そうだね...今日はなんか居そうな気がするし。行こうかな」




芥川「姉上、これから何処かに?」







行くんだけど...龍には云えないんだよなぁ...龍は従順だから、首領にこの事を知られたくない。今の此の倖せを壊したくないから...




ごめん。こんな姉を許して欲しい。




或る場所で、或る人たちと会うから...







貴『う〜ん。一寸ね』




芥川「...」




貴『龍は帰ってて?ご飯は冷蔵庫に入ってるから、温めて食べるんだよ?銀の分もあるから、頼んだよ?龍』




芥川『はい...姉上。気を付けて』




貴『うん、ありがとうね。じゃあ、行ってきます』







最後まで悲しそうな顔をしてた龍...。何故か罪悪感がぁ...ごめんよ...龍...




却説、じゃあ気持ちを切り替えて行きますか!




『Lupin』に!

拾壱→←玖



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はる猫Blood(プロフ) - ハニーさん» 早速治しました!コレからも頑張ります! (2018年9月19日 22時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - いえいえ、お役に立てたならば嬉しいです。これからも頑張って下さい。 (2018年9月19日 22時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫Blood(プロフ) - ハニーさん» 判りました!ありがとうございます! (2018年9月19日 22時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 身長が158でDカップ、それに対して体重が39キロは一寸軽過ぎると思います。せめて44キロはないと割り合わないと思います。 (2018年9月19日 22時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
はる猫Blood(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!! (2018年9月18日 16時) (レス) id: 414d01be61 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる猫Blood | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RcKHYu2S7c1/  
作成日時:2018年9月16日 23時

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