: EP 8 ページ9
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時間が経つのはまあ早いもんで。
とうとうジュニアユースの入団試験日を迎えた。
コンディションは抜群。この日の為に用意した技もテクも完璧に仕上げた。
後はお偉いさんのお眼鏡にかなうパフォーマンスを魅せつけ、俺は俺に相応しいフィールドを手に入れるだけ！
の、ハズだったのだが。
『...？』
模擬試合をすると言っていたから、他のジュニアの子達の技量を研究していた俺の目の前に広がる光景に、危うく眼球を落としそうになった。
あ、驚き過ぎてネ。
『いや、違うデショ。そこの二枚にマークし続けたら確実に前と左斜め後ろの選手にブロックされる。自分の射程距離もまだ掴めていない。
このままじゃゴールは確実な狙いにくくなる。』
試合を読むのは得意、だけど...読まなくてもわかるこの展開は面白くない。
ハッキリ言ってレベルが低かった。
俺の番が回ってきた時もそうだが、周りの子供達は特に秀でたところがなかった。
これで優秀って言われてるならちょっと人の目疑う。
でもまっ、こんなに底辺なら合格するのは簡単。
一発OKで入団を認めてもらえた。
贔屓目無しでみんな下手くそだから練習相手になるかはわからないけど、ノエルと俺の目的はジュニアユースに入ることだし、ランク上げは後々やっていけばいい。
ノエルが考えてくれたトレーニングメニュー+ジュニアユースでの練習が加わるだろうから、勉強の時間は削られるし学校も休みがちになるだろうなぁ。
けれどまだワクワクしてる方なんだ。
ジュニアユースでも俺は「バスタード・ミュンヘン」下部組織に入団出来た。
それは必ずステータスになってくるだろうから、早くノエル・ノアの様に強くなりたい！
ならば早速、ノエルに合格報告しようと走る。
俺、知ってるよ。
死角になる壁からセレクションの様子伺ってたの。
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笹で巻く餅(プロフ) - Q(急に)B(ボールが)K(来たから)wwww完璧www (2023年4月1日 0時) (
レス) @page28 id: bb5a555e27 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - ミヒャエル可愛い(*´∀｀*) 最高でした！！続きが楽しみです！応援しています(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ (2023年3月22日 19時) (レス) @page16 id: 4aa49d82fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麗 | 作成日時：2023年3月18日 13時
