【ヒプマイ】意地悪な騎士団長サマと天才魔法使いクン(※BL注意⚠️) (ページ44)

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番外編②-1潜入捜査ページ44

Aside

『本当にコレ着なきゃダメですか？』

｢お願いッ！Aくん絶対似合うからさ〜っ！｣

『えぇ………………？』

僕は今とんでもない危機に面している。

どうしてかは分からないが次の潜入捜査先で
飴村さんは僕に服の実験台になって欲しいらしく
女装しないといけないらしい

次の潜入捜査先と言うのが王国で開かれるパーティなのだが…

出来ればやりたくない。物凄ぉくやりたくない。

｢うーん………仕方ないな……これを使うしかない……｣

い、一体何を使うんだ！？

｢Aくん、これに協力してくれたら王都で1番人気のお店のスイーツ沢山奢ってあげるよ！｣

『えっ…………！』

おいおいマジか……そんなの断れるわけないでしょ……

『う、うーん………………』

で、でもな…………ﾝ"ｯｯｯ…( ˘ᾥ˘ )

｢それとね、僕の知り合いの魔法使いに頼んで魔導書も貸すよ！｣

『えぇ！？！？』

なんだそれご褒美すぎる………………

『わ、分かりましたよ…………やります………………その代わりさっき言ったこと、本当にやって
貰いますからね？』

仕方ない。魔導書と甘い物の為だ。

｢ワーイっ！やったーっ！それじゃあ早速これ
着てもらってもいい？｣

『は、はい』

そう言って飴村さんは青色のドレスを僕に着せる

｢やっぱり似合う！僕の目に狂いはないや！｣

『えぇっと…そうですか……？』

｢うんっ！凄い似合ってるよ！｣

『あ、ありがとうございます…………』

何照れてんだよ僕。

｢うーんこっちも似合いそうだな…………｣

『飴村さんにお任せしますよ、僕に
似合いそうなの片っ端から着ますよ？』

｢えぇ！？本当！？｣

『えぇ、まあやるからには飴村さんに
満足して貰うまでやりますよ。』

もうあとはどうにかなれ戦法だけどね。

｢じゃあこっちもお願い！｣

『はい』

その後、僕に似合いそうなものを片っ端から
着て飴村さんが納得したのは一番最初に着た
青色でそこまで装飾も派手では無いドレスだった。

『では、コレを明日着ればいいんですよね？』

｢うんっ！それとメイクとかは僕がやるね！｣

『分かりました、ではまた明日お願いしますね』

｢うんうん！こっちこそ今日はありがとうね！｣

____そして僕はこの選択を後悔することになる。