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#44 ページ46

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まさかの刀を抜いてしまった

しかも技まで…

こんな、鬼殺隊としての違反を犯してしまってる

わ、私のせいで……

今にもふたりが呼吸を繰り出しそうなとき

私は立ち上がった

『…桜の呼吸 伍ノ型 桜雨』


炭治郎「……桜…?なんで今桜が………あ…!」

静かな雨のようにちらちらと桜の花びらが周囲に舞っている

周りの人も桜が降ってることに違和感を覚えてる

だって、


私が出した桜だもの


善逸「………さ、桜…?」

無一郎「…これは……」

私は対立する2人の間の空間を刀でスパッと切った

空間を切ったのだ

そう、争うという空間を


善逸「………綺麗だ…すごく…」


『いい加減に静かにしてね…?』


そうやってフッと笑うと2人は静かに刀を戻した

無一郎「……ご、ごめん…」

善逸「い、いや、俺こそごめんな…」

伊之助「すげぇ!仲直りしやがった!なんだ今の技!」

『もう喧嘩しないでね?』

炭治郎「……凄いなぁ、Aは。ほんとに自慢の妹だよ」

うまく和解できたと思って、私も刀を戻す

すると桜がふっと消えてさっきの町中に変わった

無一郎「ここで刀を抜いたのは申し訳ないけど……Aは渡さないから」

善逸「俺もA渡すつもりないからな」

まだ争いは小さく行われてるものの、まぁいいやと思い空を見上げる

そうこうしてたら夜になってしまった

これは甘味処行ってる暇はないだろう

『仕方ないね、帰るしか』

炭治郎「そうだな…これは2人の責任…」

伊之助「夜になっちまったじゃねぇか!」

『伊之助くんも怒らないで、仕方ないの。帰ったら天ぷらにするから、ね?』

伊之助「……」

炭治郎「伊之助?」

伊之助「おっ、俺をホワホワさせんじゃねえ!」

そういうと伊之助くんはズカズカと蝶屋敷へと続く道を歩いていった

私達もそれを追うように帰る

無一郎「べーっ、だ!」

善逸「はぁ!?俺の方が年上だからな!」

走りながら2人はまだ喧嘩してる

なんか、喧嘩の原因が私と考えると恥ずかしいです

.






.







.


しのぶ「随分お疲れのようですね、A」

屋敷に戻って、みんながご飯を食べてる間に私は縁側で月を眺めてるとしのぶ様が話しかけてくれた

『それはとても、疲れました…』

しのぶ「何かあったんですね、良ければ聞きますよ」

そんなことを言われるので甘えてあったことを話した

善逸くんと無一郎のこと

どうすればいいのかと相談すると「大変ですね」と笑われた

しのぶ様は美しい(愈史郎感)

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ありさちゃん(プロフ) - みみさん» わー!喜んでもらえて嬉しいです!! (2020年1月4日 23時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)
ありさちゃん(プロフ) - 莉央さん» ありがとうございます! (2020年1月4日 23時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - 作者様と同じ無一郎と善逸なのでもう、一言で表すと最高です!! (2020年1月4日 22時) (レス) id: 97ae3430ef (このIDを非表示/違反報告)
莉央(プロフ) - ただただ一言、マジ神 (2019年12月3日 22時) (レス) id: 1b4747e0e8 (このIDを非表示/違反報告)
ありさちゃん(プロフ) - miさん» えっえっ!!!ありがとうございます!泣 (2019年11月26日 19時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亜莉沙 | 作成日時:2019年11月3日 21時

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