記憶が無い隊士は＿＿の妹だったみたいです。【鬼滅の刃】

#4 ページ5

.


間一髪だった。


少しでも私が出遅れてたらこの人は間違いなく死んでたのかもしれない

にしても、この人たちは刀を持ってるし、それに鬼殺隊の隊服を着てる

なるほど、鬼と戦ってたのは鬼殺隊だったわけなのか

にしてもこの黄色い人も同じ鬼殺隊のはずなのに何故刀を抜かなったんだろう

抜かないどころかビビりまくって泣き喚いてたんだけど、本当にこの人は鬼殺隊隊士なのか？

？「あの！彗那月さん…？…俺たちのこと助けてくれてありがとうございます。俺は竈門炭治郎って言います。」

『竈門……炭治郎…？』

炭治郎「はい！竈門炭治郎でs「たんじろおおおお！！お前だけずるいぞお！！」」

炭治郎さんがの言葉を遮るようにあの黄色い人が炭治郎さんを投げ飛ばした

仲間じゃないんですかね……？

『えっと……貴方は我妻善逸さん？』

善逸「そそそうですうう！！覚えてくれたんだね結婚してくれませんかああ！？！？」

『私達と貴方達歳が近いような気がする』

さらっと求婚されたような気がするけど関わるとめんどくさそうだからスルーする

善逸「無視ですかああ！？！？」

無視したことにまた喚く善逸さん

騒がしい人なんだな

炭治郎「確かに…」

？「おい！そこの女！！俺と勝負しろ！」

炭治郎「伊之助！やめろ！」

なんだろう、イノシシの被り物をした上半身裸の変なやつに勝負を挑まれた

炭治郎さんが必死に抑制してる

炭治郎「まずは自己紹介をしろ！名乗ってないのに勝負を挑むな！」

？「はぁん！？はぁ〜〜……俺は嘴平伊之助だ！勝負しろ！」

『……猪さん。お断りします。私、弱いので』

伊之助「誰が猪さんだゴラァア！？！」

え？猪じゃないの？どうみても被り物が猪なんだけど

伊之助「勝負だぁああ！！」

猪さんが私に向かって走ってきた途端、バタッとその猪さんは倒れた

炭治郎「伊之助！？大丈夫か！？」

伊之助「……腹減った。天ぷら食べたい」

私が不思議に思ってるとお腹がすいて力が出せなかったらしい

なんだそんな事か

何かあるなら蝶屋敷に連れて帰ってた

『あの、お腹が空いてらっしゃるなら、私に着いてきてください。それにここに天ぷらはないので』

善逸「おい炭治郎！伊之助！行くぞ！」

炭治郎「何でそんな食い気味なんだ善逸は…」

多分、この中でまともなのは炭治郎さんしかいないんだ

この人達の会話でよくわかる

お腹がすいて天ぷら食べたいと言うし野放しにも出来ないから蝶屋敷に連れていくことにした

#5→←#3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す