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#32 ページ34

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「それはどういう意味でしょうか?」

炭治郎くんたちと一緒に縁側に座り、炭治郎くんが発した言葉の意味を問う

禰豆子さんと同じ匂い?

善逸「どういうこと?」

炭治郎「知ってる匂いだったんです。初めてAと会った時にほんのり匂ったんですが、その時あんまり気にはしなくて……でも、今改めて考えると知ってる匂いでした」

「……気の所為では…「いえ!俺の鼻は確実です!」」

炭治郎「あの、気になることがあるんです。俺たちが前にここに訪れたときには、Aは居なかったのにどうして今ここに彼女が……」

炭治郎くんたちが訪れたとき、となると那田蜘蛛山のときで

柱合会議の時のことを指してることがすぐに分かった

善逸「確かに……あの時はAさん居なかった」

「それは……そうですね。しばらくの期間任務に出ていて居なかっただけなんですよ」

炭治郎「そうなんですか……」

善逸「ん?」

炭治郎「どうした?」

善逸「不思議なことがあるんだけど、ここの屋敷にいる人はみんな同じ髪飾りをしてるのにAはしてないのはどうして?」

炭治郎「あぁ、ほんとだ。しのぶさんも、カナヲもアオイさんも蝶の髪飾りをしてるのにAはしてないんだ」

「実は任務中に髪飾りを落としてしまったらしくて、新しいのをあげたんですが自分にはもったいないと言って受け取らなかったんです。なので今はあれだけです」

私が言ったことは決して間違いではないけど

炭治郎くんが言いたいことがなにかわかった気がした

炭治郎「Aは、しのぶさんやしのぶさんのお姉さんのように姉妹だったりするんですか?」

「……いいえ。姉妹でもなんでもありません」

炭治郎「もしかして、カナヲのように継子だったり?」

「いいえ。それもないです」

善逸「え?!継子じゃなかったの?!てっきり継子だからこの屋敷に住んでるかと!」

他の隊士にも言われたことがある

カナヲは私の継子だからこの屋敷にいるけど、Aは継子じゃないからなんでここにいるのかと

だって、Aは……

「……そうですね、……ここからはAの話になりますが………私は、彼女を拾ったんです」



___

確かあれは、Aが8歳くらいだった時のことだ

売られそうになっていたカナヲを私と姉さんが買って一緒に暮らしてた間もない頃

私はいつものように任務を行っていたら、森の中から泣き声が聞こえた

その声は紛れもないAで……

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ありさちゃん(プロフ) - みみさん» わー!喜んでもらえて嬉しいです!! (2020年1月4日 23時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)
ありさちゃん(プロフ) - 莉央さん» ありがとうございます! (2020年1月4日 23時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - 作者様と同じ無一郎と善逸なのでもう、一言で表すと最高です!! (2020年1月4日 22時) (レス) id: 97ae3430ef (このIDを非表示/違反報告)
莉央(プロフ) - ただただ一言、マジ神 (2019年12月3日 22時) (レス) id: 1b4747e0e8 (このIDを非表示/違反報告)
ありさちゃん(プロフ) - miさん» えっえっ!!!ありがとうございます!泣 (2019年11月26日 19時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亜莉沙 | 作成日時:2019年11月3日 21時

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